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【a-nation stadium fes.東京公演2】「EXO」ら出演に、大トリ浜崎あゆみがフィナーレを飾る! 4日間で21万人を動員

Wow!Korea / 2015年8月31日 17時34分

シューティングアクトのDa-iCEがエレクトロ・ビートに乗ってキレのあるダンス&ボーカルをアピールした後は、通算4回目の「a-nation stadium fes.」出演となるAcid Black Cherry。1曲目は耽美なロックバラード「イエス」。憂いを帯びたメロディとともに<雨にうたれ君を探して叫んでいた>というフレーズが響くと、雨が降り続けるスタジアムの光景と重なり、大きな歓声が起こる。高速のヘビィロックチューン「罪と罰~神様のアリバイ~」ではyasuが花道の先まで進み、雨の中で熱唱。セクシーなアクションもめちゃくちゃカッコいい。「濡れてる?」「音楽は聴いてもいいし、観てもいいけど、感じれば体が勝手に動くものなので……下ネタみたいだけど、半分下ネタです(笑)」というMCのあとは、さらに高揚感の強いナンバーが続く。「SPELL MAGIC」ではTEAM ABCと呼ばれるファンが激しくヘッドバンギング。ラストは「TEAM ABCもそうでないヤツらも好きに感じて暴れちゃってください!」という煽りに導かれた「エストエム」。9月から始まるアリーナツアーへの期待がさらに高まる、大迫力のライブだった。

キュート&フレッシュな「SUPER☆GiRLS」のステージの後は、デビュー10周年のアニバーサリーイヤーの「AAA」のパフォーマンスへ。今年4月に初めてのアジアツアーを成功させ、現在、全国アリーナツアーを開催中の7人はキレのあるステージを展開。まずは最新曲「LOVER」でラテンとEDMを融合させたサウンドとともにシックなボーカルを聴かせる。さらにバウンシーなトラックが印象的な「I'll be there」へ。大人っぽい雰囲気を漂わせるダンス・パフォーマンスからは、このグループの進化がはっきりと伝わってきた。

「雨だけど、逆に騒ぎたい人にはもってこいなんじゃないの?」(日高光啓)「夏の締めくくりということで、最高の時間にしていきたいと思います!」(浦田直也)というMCを挟み、ノスタルジックな手触りのラブソング「恋音と雨空」。そして観客が楽しそうにタオルを回し、メンバーが自由にステージを動いた「ハリケーン・リリ、ボストン・マリ」で一気に興奮度がアップ。幅広いテイストの楽曲をバランスよくちりばめた、魅力あふれるライブだった。

日が暮れて、観客に配られた“光るウチワ”の青い光がスタジアムを包む中、熱狂的な歓声を受けて「EXO」が登場。メンバー全員で樹木をイメージさせるポーズを決め、オープニングナンバーの「Wolf」へ。ドープなヒップホップ・トラックにのせて、メロディックなラップとシンクロ率の高いダンスを披露、ステージ前方に立ち上がる炎とともにスタジアムの熱気をさらに上げていく。KAIのストーリー性のあるソロダンスを挟み、廃墟の映像ととともにダークかつシリアスなヒップホップ・チューン「Overdoes」。コアな音楽性と華やかなエンターテインメント性のバランスも素晴らしい。「今、本当にワクワクしています。みんな、最高にキレイです!」(KAI)という挨拶のあとは、「EXO」のテーマソングとも言える「XOXO」、ギターサウンドを活かしたポップチューン「3.6.5」などでフレンドリーな笑顔を見せる。日本でのシングル・リリースも決定し、10月から11月にかけて東京ドーム3days、京セラドーム大阪3days、マリンメッセ福岡2daysを含むツアーを敢行。“未知の世界から来た新たスター”と称される「EXO」は、ここ日本でも本格的なブレイクの時期を迎えることになりそうだ。

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