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【イベントレポ】映画「更年奇的な彼女」クァク・ジェヨン監督、藤原紀香の声の演技を大絶賛

Wow!Korea / 2016年3月19日 22時27分

―吹き替えはいろんなことに神経を使わないといけないと思いますが、一番こだわったところはどこですか?

藤原:今回はやっぱり素晴らしい脚本のパワーがあって、普遍的なラブストーリーで、国を超えて、人の心を打つ。なおかつ、監督の映像は美しい。何回見ても飽きない。そして、ジョウ・シュンさんも本当に高低差のある感情豊かな素晴らしいお芝居をされているので、もうとにかくチー・ジアになりきって、声を入れなきゃいけないなと思いました。アフレコのお仕事ってとっても好きなんですけど、毎回難しさを感じていて。自分の表現とは違うお芝居をジョウ・シュンさんがしているので、チー・ジアを演じているジョウ・シュンさんのパッションとか、そのときのお芝居をすごく観察して、アフレコブースの中で、チー・ジアになりきって声を入れました。だから、泣いたり笑ったり、悲しくて立っていられなくなって座り込んじゃったり、号泣で鼻声になっちゃったこともあったり…。そんな感じて、体当たりで声を入れました。そういう意味で、素敵な思い出になりました。

―ヒロインを演じたジョウ・シュンさんから、「藤原さんの起用は、ぜんぜん予想していなかったので、このニュースを聞いて、思わずうれしくて、“わー!”っと叫びました。中国でも、藤原さんのことはテレビを見ていて、よく知っています。もちろん私もそうでした。日本語吹替版を見るのを私もすごく楽しみにしています」というメッセージをいただきました。

藤原:いつか(ジョウ・シュンと)共演したいです。野性的だし、自分の感情に正直だし、喜怒哀楽の高低差があるチー・ジアをとっても表情豊かに、見事なまでに演じられていたすごく素敵な女優さんなので、とても会いたいです。

―この映画はアジア各国で上映されました。監督、中国での観客の反応はいかがでしたか?

クァク:中国の方たちは、映画館で自分の気持ちをその場でたくさん表現されるんですよ。笑ったり、拍手をしたり、騒いだり、泣いたり、隣の人を意識せずに見るんです。だから、映画館で一緒に見ていると、こちらまで楽しくなりました。

―撮影中、大変なことはありましたか?撮影中のエピソードを教えてください。

クァク:2つご紹介したいと思います。1つはジョウ・シュンさんが酔っ払って、酒場で暴れるシーンがあるんですが、本人が本当にお酒を飲んで演じているので、力の抜けた歩き方とか、とてもリアルに演じていましたね。こちらから見ると、危険なんじゃないかなと思うところもあったんですが、彼女はそれぐらい役になりきって演じてくれました。なので、監督としては、危険を感じながらも、楽しい撮影でした。もう1つは、車が水没していくシーンがあるんですが、そのときもお酒を飲みながら撮影したんです。とても寒くて、しかも車の中に水が入ってきてしまうというシーンなので、とても大変な撮影でしたが、ハラハラしながらも楽しく撮影できました。あっ、それからジョウ・シュンさんはこの映画の撮影が終わってから、結婚されたんですが、映画と同じように、大勢の前でウエディングドレスを着て、相手にプロポーズをするという、現実でも映画のようなシチュエーションで結婚されたので、中国でも話題になりました。結婚式にご招待していただいたので、実際にその光景を目にしました(笑)。

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