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<Wコラム>ペ・ヨンジュン 過去への旅路~『太王四神記』に主演

Wow!Korea / 2016年6月6日 21時43分

映画『四月の雪』の撮影は2005年6月に終わったが、その直後にペ・ヨンジュンは体調不良で入院してしまった。それくらいペ・ヨンジュンは精根尽き果てた。(写真提供:OSEN)

映画『四月の雪』の撮影は2005年6月に終わったが、その直後にペ・ヨンジュンは体調不良で入院してしまった。それくらいペ・ヨンジュンは精根尽き果てた。彼はいつものように全力でドラマの撮影に没頭していたのである。

■「心はいつも家族と一緒です」

映画『四月の雪』の公開を前に、2005年8月に台湾や日本を訪問して、自ら積極的なPR活動を行なった。日本では、さいたまスーパーアリーナでのファンミーティングに登場し、ファンと熱い交流を行なった。

そのときに、ぺ・ヨンジュンは「心はいつも家族と一緒です」という言葉をファンに贈ったが、それは、誰もの心にいつまでも残る名言となった。

9月に入って、韓国と日本で『四月の雪』は公開された。韓国では、ちょうど旧盆の連休時の上映だったが、コメディのような娯楽作品が人気を集め、『四月の雪』の興行成績はよくなかった。

それは残念な結果だったが、逆に日本ではペ・ヨンジュンのファンが映画館に詰めかけ、約27億円というりっぱな興業成績をあげた。

これは当時、日本で公開された韓国映画の史上1位の興行額だった。ぺ・ヨンジュンとしても、改めて日本のファンに支えられているという気持ちを強く持ったのではないだろうか。

『四月の雪』の公開以後、ぺ・ヨンジュンは出演が決まっていた『太王四神記』の撮影準備に入った。乗馬を覚え、激しいアクションシーンに備えて体力トレーニングを継続して行なった。

しかし、肝心の撮影は、盗作疑惑や台本の未完成などが理由で遅れ、ぺ・ヨンジュンとしても非常に苦しい時期を過ごした。

■平均視聴率は30%以上

2006年5月には、韓国の雑誌「GQコリア」の中で、「重圧から夜眠れない」という苦悩の告白もしている。

彼としても本当につらかっただろうが、制作会社への投資やレストランのプロデュースなどビジネス面にも力を入れ、自分の可能性を広げる試みを続けていた。

2006年の後半からようやく『太王四神記』の撮影に参加し、自分なりの広開土大王(クァンゲトデワン)の人物像を作り上げることに集中した。

何度も放送延期になった末に、『太王四神記』は2007年9月11日から韓国のMBCで始まり、12月5日まで24回放送された。

話題作だけあって平均視聴率は30%を越え、『太王四神記』は大成功をおさめた。ぺ・ヨンジュンは2007年12月30日に行なわれたMBC演技大賞において、栄えある大賞を受賞し、改めて韓国でトップクラスの俳優であることを内外に印象づけた。

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