【イベントレポ】ヤン・イクチュン&東出昌大が登壇! 全シーン、全カットに魅了される韓国映画「息もできない」の三夜限定特別上映トークイベント第一夜開催
Wow!Korea / 2017年8月8日 19時46分
7月19日に9周年を迎えた新宿ピカデリーが、9周年を記念して、8月7日(月)に韓国映画「息もできない」の特別上映とトークイベントを開催した。
映画「息もできない」は、2009年の作品発表時、世界の国際映画祭・映画賞で25以上もの賞に輝き、2010年の日本公開時にも、大きな話題を呼んだ映画である。
特別上映&トークイベントは8月7日~9日の3日間限定で行われ、本作の製作・監督・脚本・編集・主演であるヤン・イクチュンと、毎夜異なるスペシャルゲストを迎えたトークイベントとなっている。第一夜となる7日はヤン・イクチュン監督とともに、「桐島、部活やめるってよ」での俳優デビュー以降、数多くの映画やドラマで活躍する人気俳優、東出昌大が登壇した。
笑顔を浮かべたヤン・イクチュン監督と東出昌大が登場すると観客から大きな拍手で迎えられた。
まずは1人ずつ、「このように見に来てくださってありがとうございます。この映画が日本で公開されたのは2010年になりますので、『息もできない』で観客のみなさんにお会いするのは本当に久しぶりです。これを撮影したのは2007年だったんですけど、10歳年をとりました(笑)」とヤン・イクチュン監督、「素晴らしい映画を観た後なのでみなさん余韻に浸りたいと思うんですけども、僕もヤン監督とお会いできる機会がなかなかないので、今日はいちファンとして色々な話を掘り下げていければと思います」と東出昌大があいさつ。
普段から韓国映画を観ており、「息もできない」が一番好きな韓国映画だという東出昌大は、全シーン、全カットに魅了されたという。そんな東出昌大の言葉にヤン・イクチュン監督は、「本当にありがたいです。この映画のシナリオを書いたのが2006年になるんですけど、シナリオを書き撮影して、自分で演技をして、演出もしたというのが、夢のような気がして現実感がなかったのですが、今日この会場に来て、東出さんと観客のみなさんにお会いしてやっと現実感が湧いてきました」と気持ちを伝えた。
ヤン・イクチュン監督は、東出昌大の俳優デビュー作であり、韓国でも公開されていた映画「桐島、部活やめるってよ」を観たとし、東出昌大の演技について、「何かをあえて表現しようというのではなく、無表情な中にもすごく重みの感じられる、そんな演技が印象的でした」と述べた。
そして「私もあと10cm身長が高ければ、かっこよく東出さんみたいに表現できるんじゃないかなと思います(笑)」と会場を笑わせた。
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