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【イベントレポ】26日開幕カラム主演ミュージカル「GRIEF 7」、公開ゲネプロで意気込み語る「いままでの中で一番自信のある作品になりそう」

Wow!Korea / 2018年7月27日 22時55分

左から今井稜、SHUN、碕理人、米原幸佑、カラム、加藤良輔、三浦海里、矢内康洋、錦織一清

7つの大罪をテーマとしたオリジナルストーリーで、監獄で出逢った若者6人の心の葛藤をミュージカルで描いていく「GRIEF 7(グリーフセブン)」。

ミュージカル「グレイト・ギャッツビー」など数々の舞台演出を手掛けている錦織一清を演出に迎え、原作を小説「竹久夢二のすべて」「猫と裁判」で知られる野村桔梗、脚本を「Club SLAZY」シリーズで知られる三浦香が手掛けるなど最高のスタッフが揃い、出演者にはカラム、碕理人、SHUN(Beat Buddy Boi)、三浦海里、加藤良輔、米原幸佑ら個性豊かな面々が名を連ねている。

“この世”と“人”の闇に焦点を当てた、極上のエンターテインメントステージとして誕生した本作が、7月26日(木)東京・俳優座劇場にて初日を迎え、公演に先立ち、公開ゲネプロが行われた。

ゲネプロでは、監獄を舞台に、それぞれが背負う深い悲しみ、罪などが次々と明かされながら、何かを抱えた男たちが少しずつ変わっていく、目が離せない物語が展開され、重いストーリーではあるが、キャストたちのハイクオリティな歌とダンスシーンなど多彩で華やかな楽曲の数々も披露された。

本作では、アイドルを辞め、単身渡米の後、本物の歌手になるため、オーディション番組に挑戦していた中、番組プロデューサー殺害の容疑で刑務所に入れられてしまう日本人リュウ役を演じる主演のカラムが、安定したセリフ回し、見事な歌唱力、ダンスパフォーマンスで目をくぎ付けにするのはもちろん、ラッパーとしても活動するサム役SHUNの本格ラップ、ライタ・カワイ役を演じる加藤良輔の優しく包みこむようなバラード曲、グニョン役・碕 理人の自身の想いをぶつけたロックな曲など、キャスト全員が歌って踊る華麗なステージも見どころだ。

さらに、客席に降りてパフォーマンスをするシーンもあるため、間近でその熱量が感じられるのもうれしい。

ゲネプロ終了後には、ステージ上でフォトセッション、そしてキャストによるあいさつが行われた。キャストによるフォトセッションが終わってから、その列に合流した演出の錦織一清は、「平均年齢がグッと上がりますね(笑)」と会場を和ませた後、「ことしは梅雨明けの早い中、すごい暑い最中に、およそひと月間、稽古をしてきました。実はこのゲネプロが、初めて舞台の通し稽古を見る日となったので、きょうを楽しみにしていました」と明かした。

続けて、「初日が開いた瞬間から、演出家というのは、いらない人間になるんですけど、これでバトンタッチができたらなと。いろいろ感想は僕の中でありますけど、荒削りのところも僕の好きなところですし、たとえお客様の前でバトンが落ちてしまっても、それを拾って必ず走ってくれれば、お客様もきっと喜ぶと思いますので、おそらくいいお客様がたくさんいらっしゃれば、このお芝居がすくすくと育っていくんじゃないかと思います。僕も一人のお客さんとして、これからの10公演、期待しています」とキャストにエールを送った。

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