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【公演レポ】カラム(KARAM)、「アコースティック LIVE &トーク」でファンと心を一つに「世界が終わるまで、この絆を大切にずっと一緒に歩いていこう」

Wow!Korea / 2018年10月23日 22時50分

そして、次はテンポ感よく、楽しんでほしいと会場の雰囲気を変え、好きな曲だというユンナの「ほうき星」に続き、back numberの「瞬き」を高音をキレイに出しながら切なく、力強く歌い、ファンの心を震わせた。

トーク中、イスに座りながら、両足をブラブラさせるカラムに「可愛い~」という声が飛ぶと、「これ可愛いの?マジで?じゃあ、もっとやってあげるよ」と茶目っ気たっぷりに足をブラブラさせ、ファンサービスにも余念がないカラム。次は、「韓国語の曲で、歌詞の内容を聞き取れないと思いますが、言葉が通じなくても、人の感情はつながっているものだから、たっぷり感情を込めて歌います」とイ・ムンセの「口笛」を熱唱した。

そして、口笛というと、父親を思い出すというカラム。「お父さんが亡くなってから6年経ちますけど、すごい上手かったお父さんの口笛、たまにまた聞きたいなと思うし、口笛のことを思い出すと、懐かしいなと思うこともあるし、切なく悲しくなることもあるんですけど、僕にとっては大切な思い出なので、今回いろんな思いを込めて、『口笛』をセットリストに入れました」と語った。

そんな中、客席でファンがつぶやいているのをキャッチしたカラムは、「言いたいことがあったら、手を挙げて言っていいよ。きょう気楽にやろうと思ってるから」とファンとのコミュニケーションを大事にし、ファンの声に耳を傾けた。ファンから「私のいまの気持ちに響く歌詞ばっかりだったから、涙が止まらない。だから、来てよかった」と言われたカラムは「ありがとうございます。こういうことを聞くと、いい影響を受けて、また次から頑張れるんだよね」と笑顔を見せた。

さらに、カラムの日本語が上手いと感じるときはいつか、という話になり、ファンから「お父さんのことを“おやじ”と言うとき」と言われたカラムは、「そしたら、おやじの話をしてもいいですか?」と父親の話を始めた。

「僕の中では、世界で一番強いヒーローでした」と父親との大切な思い出を懐かしそうに語り、「おやじが亡くなる3か月前から、思い出作りをしましたけど、人ってなくなる前、急いで何かを教えてあげようって感覚になるんですかね。いろんなことをしゃべって、そのときに聞いたもの、教えてもらったものをいまでも大切にしています。本当にもう少しだけ生きてくれていたら、って思うこともあるんだけど、おやじのおかげで、家族の大切さをもっと知りました。亡くなってから、その大事さが分かるんだけど、そのときは遅いから、皆さんも自分の家族をいま、少しでも大切にしてほしいな。これは経験者としての話です」と伝え、会場が感動的な雰囲気に包まれていると、急に「話長くなっちゃったな~」と時間を気にし始めたカラム。

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