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「PRODUCE」シリーズ論議の中で深まる子どもたちの傷…今こそ非難より慰めが必要だ

Wow!Korea / 2019年12月7日 20時57分

「PRODUCE」シリーズ論議の中で深まる子どもたちの傷…今こそ非難より慰めが必要だ。「PRODUCE101」シーズン2から誕生した「Wanna One」。 韓国Mnet局のオーディション番組「PRODUCE」シリーズの操作疑惑が一波万波

韓国Mnet局のオーディション番組「PRODUCE」シリーズの操作疑惑が一波万波に広がっている中、番組に出演した練習生たちとデビューを遂げたメンバーたちに怒りの矛先が向けられている。

今年7月、Mnet「PRODUCE X 101」の最終回が放送された後に巻き起こった得票数操作疑惑は5か月が経った今、前シリーズの順位操作疑惑に拡大され、大衆の怒りを買っている。先月5日に「PRODUCE」シリーズの演出を担当したキムCP(チーフプロデューサー)とアンPD(プロデューサー)は生放送の投票を操作した疑い(詐欺および偽計による業務妨害)で拘束された。

調査過程でアンPDは「PRODUCE X 101」、「PRODUCE 48」の操作容疑を認めた。検察が今月5日に国会に提出した制作を総括するキムCPは「PRODUCE 101」シーズン2のオンラインおよび生放送の有料メール投票結果に出た練習生A氏の得票数を操作した。A氏は最終デビュー組である上位11人に含まれていたが、操作を通じて11位圏外に落ちたと知られ波紋を広げた。

またアンPDはシーズン2の1次脱落者決定当時、順位を操作し合格者と脱落者を変えたものと調査され、シーズン1でも1次脱落者の決定過程で投票結果を任意で変えて順位を操作したものと把握された。

このようにシーズンにわたり得票数と順位にスタッフの介入があったとことが公開されると、ネットユーザーと視聴者たちは操作に加担した彼らに対する非難や怒りをぶちまけた。しかし最も打撃を受けているのは番組に出演した練習生たちとデビューメンバーたちだ。

「PRODUCE101」のシーズン2から「Wanna One」としてデビューしたメンバーの1人が順位が操作されたと知られるや当該メンバーが誰なのかと一気にフォーカスが集中し、生放送でデビューできなかった練習生たちにも関心が続いている。また同日「PRODUCE」シリーズのスタッフに接待を提供した芸能プロダクションらの名前を公開すると、これら3つの事務所に所属している練習生たちとデビューメンバーたちがともに言及され、論議の中心に立つことになった。

現在、韓国のポータルサイトのリアルタイムの検索ワードには「Wanna One操作メンバー」や、当該所属事務所のメンバーの名前などが上位圏に上っている状況である。操作に加担したスタッフたちに向けなければならない非難の矛先が、メンバーたちにも向かっており“二次被害”を受けている。大人たちによる間違った選択のために、ひたすらデビューに向かって夢を見て走ってきた子どもたちの夢と実力、努力が無視されてはいけない。

今、誰よりもつらいのはメンバーたちと出演していた練習生たちだろう。デビューメンバーたちと出演した練習生たちのいずれも、無分別な推測や非難より慰めが必要な時だ。

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