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韓国映画界もコロナウイルスで大打撃=公開延期・観客数 減少・海外ロケ 難航

Wow!Korea / 2020年2月24日 21時13分

◇海外ロケにも支障…「制作に問題がないよう努める」

海外ロケを予定していた映画にも支障がありそうだ。ファン・ジョンミンとヒョンビンが主演の映画「交渉」は来月ヨルダンでの撮影を予定していた。しかしコロナウイルス防止措置で、ヨルダンへの韓国人入国が禁止され、撮影スケジュールを変更せざるを得なくなった。ヨルダン政府は韓国人の他にも中国人、イラン人の入国も禁止している。

「交渉」の配給会社であるMEGABOX中央 株式会社プラスエムの関係者はNews1に対して「まだクランクインの日程調整もできておらず、現在協議中」とし、「制作に影響が出ないように努めていく」と明らかにした。「交渉」の現場スタッフ先発隊がヨルダンに事前調査に行ったものの、今すぐ撮影チームがヨルダンロケを強行するのは現段階では難しいと思われる。

その他にも海外ロケを進めている映画には、ハ・ジョンウとチュ・ジフン主演の「被拉」もある。3月中旬にモロッコをメインとした海外ロケが予定されていた状況だ。まだモロッコからは韓国人の入国は禁止されていないが、韓国の状況が深刻化しているため、この先禁止になる可能性もあり得る。

配給会社Show Boxの関係者はNews1に「まだクランクアップまで日にちがあるので、状況を見守っている」と話した。

またソン・ジュンギ主演の「ポゴタ」は現在コロンビアで撮影中だ。

◇観客数の減少

すでに公開された作品がコロナウイルスの被害を最も大きく受けている。映画館の観客数が減少し、損益分岐点を超えることすら困難な状況になった。19日に公開された「BEASTS CLAWING AT STRAWS」や「1917」は公開初週の週末を過ぎたが、観客動員数は50万人に届いていない。「BEASTS CLAWING AT STRAWS」は23日に6万9069人を動員したものの、総観客動員数は36万9780人だ。

上記の2作より1週早く公開された「正直な候補」と「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」は比較的いい成績を残しているが、高評価に見合わない観客動員数はコロナウイルスの影響だと考えられる。

実際に映画振興委員会が公開した2020年1月に韓国映画産業の決算報告書によると、1月の劇場観客数は1684万人を記録していて、これは昨年比でいうと7.1%減少した数値だ。売上金額も1437億ウォンを記録したが、これも昨年比で4.9%減少している。

特に旧正月に公開された「南山の部長たち」は、コロナウイルスの感染者がこの映画を観ていたという事実が報道され、大きく影響を受けた。報道直後である公開2週目の週末(1月31日~2月2日)には、観客数が前の週に比べて74.7%減少するという大打撃を受けた。公開日が同じ「ヒットマン」も63.6%観客数が減少した。

2月はコロナウイルスの影響が1月より大きくなったため、先月以上の被害が予想されている。

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