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【個別インタビュー】韓国映画「PMC:ザ・バンカー」キム・ビョンウ監督が語る演技派俳優たちのスゴさ! 「ハ・ジョンウは誠実、イ・ソンギュンは近所の勉強のよくできるお兄さん」

Wow!Korea / 2020年2月27日 17時57分

Q.今回の作品で、ハ・ジョンウさんはスカジャン、カーゴパンツに高級時計を身に着け、腕にはタトゥーが入った姿で、韓国公開時、「ダーティー・セクシーなキャプテン」と評されていましたが、エイハブというキャラクターを作るのに、ハ・ジョンウさんとはどのような話をされたのでしょうか?

ルックス的な部分も重要ではあるんですが、それよりもキャラクターの内面が、結局はこの映画の核となるので、エイハブという人物がどんなキャラクターで、どんなビハインドストーリーを持っているか、という部分をどのように観客に分かりやすく伝えていけるかをハ・ジョンウさんとはよく話しました。エイハブは作戦遂行中の傭兵で、彼自身の感情を表現できるシーンが少ないので、そんな中でも、彼の人柄が分かるようにどう表現していくか、ということに気を遣いました。

Q.そして、もう一人の主人公として、「テロ、ライブ」に出演された女優チョン・ヘジンさんの夫でもある俳優イ・ソンギュンさんが、北朝鮮のエリート医師ユン・ジイ役として出演されましたが、イ・ソンギュンさんを起用した理由を教えてください。

本当はチョン・ヘジンさんにぜひ出演してほしかったんですけど、ユン・ジイが男性役だったので、ご主人の方に(笑)。というのは冗談で、偶然イ・ソンギュンさんになりました。イ・ソンギュンさんとチョン・ヘジンさんがご夫婦だったから、ということは全く関係ないです。ユン・ジイというキャラクターを映画の中で説明する時間がなかったので、話の流れの中で登場し、どんな人物かを短い時間で分からせる演技力を持つ俳優として、イ・ソンギュンさんが適しているだろう、と私をはじめ、制作陣も考え、キャスティングしました。ただ、チョン・ヘジンさんが、イ・ソンギュンさんがハ・ジョンウさんやこの作品に馴染んでいく過程において、影の助力者になっていたのではないかと思います。

Q.さきほど、ハ・ジョンウさんは誠実な俳優だとおっしゃっていましたが、イ・ソンギュンさんはどんな魅力を持つ俳優ですか?

例えて言うなら、近所の勉強のよくできるお兄さんみたいな印象を受けました。撮影中も、タメになるアイディアを何気に投げかけてくれたり、撮影中、解決策が見当たらなく、悩んでいたとき、セリフを少し直して、こんなのはどうかと見せてくれたりしたこともあって、それがある意味驚きでもあり、本当に助けられました。

Q.役作りのため、ハ・ジョンウさんは1か月以上、アメリカに滞在され、スラング混じりの英語を、イ・ソンギュンさんは北朝鮮の方言を習得されたそうですが、監督からはどのようなリクエストをされましたか?

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