1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. アジア・韓流

【個別インタビュー】韓国映画「PMC:ザ・バンカー」キム・ビョンウ監督が語る演技派俳優たちのスゴさ! 「ハ・ジョンウは誠実、イ・ソンギュンは近所の勉強のよくできるお兄さん」

Wow!Korea / 2020年2月27日 17時57分

2人とも自分で考えてやってくれると信じていたので、私の方から特に言うことはありませんでした(笑)。ハ・ジョンウさんはセリフのほとんどが英語で、英語が大きなハードルになると分かっていたので、本人もマスターしなくてはいけないと事前に言っていたし、イ・ソンギュンさんもしかりで、北朝鮮の方言を駆使するのが大切な要素になるので、2人とも自分で考えて練習、準備をしてくださいました。

Q.ストイックに役作りをされる2人の俳優をそばで見ながらどう感じたのか、また、驚かされたことなどがあれば教えてください。

2人が本当にしっかり準備をしてくださったことが分かっていたので、2人の演技を見ながら、ある程度の予想はしていましたが、それ以上のものを見せてくれたときは驚きもありました。特にアクションシーンでも、建物が崩れてくるという状況で、埃まみれになって、身体的にやりづらい状況の中でも、エネルギーを発散させながら、それぞれのキャラクターをしっかり表現していたのが印象的でした。アクションシーン、銃撃戦のシーンが多かったので、そんな中でもセリフをちゃんと伝えること、人物の感情をしっかり表現する姿が、さすがだなと思いました。

Q.地下バンカーという空間で、ハ・ジョンウさん、イ・ソンギュンさん以外は主にハリウッド俳優たちとの撮影となりましたが、現場の雰囲気はいかがでしたか?

すっきりしない息苦しさはありました(笑)。地下空間という設定なので、太陽の光も当たらないまま、埃まみれの現場で数か月を過ごしたので、その間、まともに太陽の光に当たっていなかったんじゃないかなと思います。ただ、個人的には約5年ぶりの映画ということもあり、現場に行くのが楽しく、スタッフ、キャストの皆さんと和気あいあいと撮影できました。

Q.映画は一人称視点のP.O.Vカメラやドローンを取り入れたカメラワークで、サバイバルゲームのような臨場感にあふれ、最初から怒涛の展開が繰り広げられますが、特に撮影でこだわった部分はどこでしょうか?

観客がこの映画を見ているとき、自分も地下バンカーにいるような、エイハブのすぐ隣に座っているような感覚になってもらう、ということを重視しました。そのためにカメラの動き、編集、音楽の全てを細かく考え、作りました。

Q.監督自身、特に思い入れの強い、好きなシーンを挙げるとすると?

私的にはオープニングのシーンです。どういう状況なのかということを紹介していくシーンで、その状況も面白かったかなと思います。あと、愛着のあるシーンはクライマックスの落下傘で落ちていくスカイアクションです。そのシーンを通して、人物の感情を表現するという部分もそうだし、技術的に自分たちがクリアすべき難易度の高いものであったということ、そして、極限の臨場感が必要とされたシーンでもあるので愛着があります。

Q.では、最後に日本の映画ファンにメッセージをお願いします。

この映画は皆さんが思っている以上に、強度が高いと感じるかもしれません。ですから、映画を見る前に、皆さん自身が充電し、リラックスした状態で、もしコートを着ていたらコートを脱いで、お手洗いに行ってきて、ラクに見ていただければ十分に楽しんでいただけると思います。そして、乗り物酔いなど酔いやすい方は後ろの席に座ってご覧ください。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください