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【個別インタビュー】映画『SEOBOK/ソボク』イ・ヨンジュ監督が語るコン・ユ&パク・ボゴムの魅力とは?「撮影現場でも本当の兄弟のように見えました」

Wow!Korea / 2021年7月9日 14時40分

【個別インタビュー】映画『SEOBOK/ソボク』イ・ヨンジュ監督が語るコン・ユ&パク・ボゴムの魅力とは?「撮影現場でも本当の兄弟のように見えました」(画像提供:wowkorea)

俳優のコン・ユとパク・ボゴムというトップスターの夢の共演で、韓国では今年最大の話題作として注目を浴び、初登場No.1を記録した映画『SEOBOK/ソボク』。初恋シンドロームを巻き起こした映画「建築学概論」のイ・ヨンジュ監督の9年ぶりの新作となる。

本作は、永遠の命を巡る壮絶な戦いを描くSFエンターテインメント。死を目の前にした元情報局員ギホンに扮したコン・ユは、よどみないアクションを完璧にこなすと共に、ソボクと出会って変化するギホンの内面を繊細に描き出した。一方、死ぬことのない永遠という時間の中に閉じ込められた人類初のクローン・ソボク役を熱演したパク・ボゴムは、生まれて初めて実験室から出て、真の世界と出会ったソボクの天真らんまんな表情から、自身を狙う勢力に向ける鋭い目つきに至るまで、これまで見たことのない強烈な姿を披露している。

“死ぬことのない”クローンと“死から逃れられない”男という対極の定めを生きる2人が、互いのために宿命に抗い、行き着くクライマックスに涙が止まらない――。そんな『SEOBOK/ソボク』がいよいよ日本でも7月16日(金)新宿バルト9ほか全国ロードショー!そこで、公開を前に、本作のメガホンをとったイ・ヨンジュ監督にリモートインタビューで、ダブル主演を務めたコン・ユとパク・ボゴムの魅力や撮影エピソードなどを聞いた。

Q.イ・ヨンジュ監督の前作「建築学概論」は恋愛映画でした。そこから、人間の生と死を扱った『SEOBOK/ソボク』を制作することになった理由を教えてください。

個人的な理由もありましたし、恋愛映画も人が生きていく中で感じる感情を描くものなので、自分の年齢やいろいろなものが重なって、自然とそういう生と死について関心を持つようなったという理由が一番大きいと思います。

Q.韓国では当初、昨年12月公開予定だったのが、新型コロナウイルスの影響で延期となり、ことし4月の公開となりました。待っている間はどんなお気持ちだったんでしょうか?

このような未曽有のパンデミックは自分ではどうすることもできないので、ひたすら待つしかなく、“公開できるのか?”と心配になりました。ただ、それは僕だけではなく、去年、今年と映画を撮っている方なら、みんな同じ悩みを抱えているんじゃないでしょうか。幸い、僕は公開できましたが、まだ、公開されていない映画も韓国にはたくさんあります。それは、日本や世界も同じ状況ではないかと思います。昨年、初めて新型コロナウイルスが流行し始めたときは驚いたんですが、受け入れるしかないと腹をくくり、ポストプロダクション作業をするのに、思いもしない形で時間がたくさん与えられたので、それを上手く活用して、いいものにしようと頑張っていました。

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