【イベントレポ】チュ・ジフン、ハン・ヒョジュ初共演ドラマ「支配種」制作発表会 「チュ・ジフンは現場で頼れるプロデューサーのようだった」
Wow!Korea / 2024年4月10日 11時52分
キャラクター設定について、ハン・ヒョジュは「ジャユは、最初見た時に善良なのか悪なのかわからないくらいミステリアスな人物になればいいなと思いました。感情を表に出さない人なので、感情が読めない顔の中でどこまで見せるのかについて悩みました。声のトーンなども普段話すよりは声を抑えるような形で変えていきました。枯れた木の葉のようなイメージのキャラクターにしようとしました」と役作りについて語った。
ユン・ジャユと20年来の親友役を演じたイ・ムセンは「ユン・ジャユと20年来の友だちとし、会社の同僚として公私を区分しなければならない難しさがありました。友だちとして話せる線があり、代表に向かって話せる線もあり、培養肉というものは政治、経済、倫理的な問題として扱われるのですが、その中で対立したりサポートしたりする場面が多々出てきます。そんな状況の中でSPが入ることになるのですが、そんな中でイレギュラーなことが重なり、20年来の仲に新しい男が目の前に現れるので、僕は“ナマコ”のように見えないような素早い動きをとらないといけません」と説明し、視聴者の期待感を高めた。
これまでに、映画やドラマでも悪役を演じることが多かったイ・ヒジュン。今回の役柄について、イ・ヒジュンは「悪役だからといって演技が違うとは考えたことはありません。ウジェという役はどういう欲をもっているのか、何で苦しんでいるのかというところからスタートし、作家さんの素材が非常に興味深かったです。誰かがこの技術を作ったら、誰かがこれを支配したがる、たくさん普及されないようにするという争いがとても興味深かったんです。そんな作品に俳優として参加することができてとてもうれしいです」と語った。
「心躍るシーン」については、チュ・ジフンは「台本を読んだときに、私が専門的にすごく深く知っているわけではありませんが、ニュースを見たりすると、浮上する問題があると思うのですが、その中からいろんな楽しみを披露するために作品に参加するわけですが、本作では暗かったり、いろいろ考えさせられたりする要素があります。敷居を低くしてこういう問題を考えてみようという、本作を通して質問を投げかけるきっかけになる作家の話を、面白い話題といろんなことを交えて表現されたのが非常に素晴らしいと考えています」と話した。
ハン・ヒョジュは「本を初めてとったときに、この時期に今できる賢いシナリオだと思い、一気に読みました。読んだ日に、うれしくて日記にも書きました。私にも良い作品が入ってきたということで嬉しかったです。なので、私が心躍った気分になりました」と語り、イ・ムセンは「作品に関連する映像を探しました。作品に入り込むような要素があります。培養肉についても商標化できるような段階にもきていますし、それがもたらすいろんな事件があります。この作品に取り掛かりながら、俳優としてはもちろん人間として倫理的な政治的な経済的な問題について考えるようになった作品なので意義深い作品となりました」と語った。
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