【イベントレポ】チュ・ジフン、ハン・ヒョジュ初共演ドラマ「支配種」制作発表会 「チュ・ジフンは現場で頼れるプロデューサーのようだった」
Wow!Korea / 2024年4月10日 11時52分
ドラマは、人工培養肉という韓国では初めて試みる素材。どんなところに注目していたのかを聞かれた監督は「近未来なのでリアルさに重点をおきました。実際に撮っていたときは、こんなにAIが話題になるとは思っていなかったのですが、現実に持ってきたときに不自然さがないように考えていました」とし、未来的なものを具現化することについては「培養肉技術、AIなど、実際に存在しているのですが、各企業がどのようにしているのか参考にしました。実際に培養肉が1、2年後大きな市場に出ることはないと思うのですが、10年後にはそういう風になるのではないかと思います。作品をご覧いただくと現実的な物語が展開される比重が大きいので、そちらに注目していただきたいです」と話した。
今回の脚本は、「秘密の森~深い闇の向こうに~」でサスペンスの新しい歴史を築いたイ・スヨンが担当。イ・スヨンとどのように話し合いながら作っていったのかを聞かれると、監督は「文章で会話をする方なので、台本そのものにすべてが詰まっていました。それを具現化すると、私たちが考える世界とマッチしないことがあるのですが、どういう意図で書いたのかはわかるけど、それを具現化するにはどうすれば良いのかということについてずいぶん打ち合わせをしました、オープンマインドな方なので、密な打ち合わせをしました」と話した。
近未来を舞台にした撮影について、チュ・ジフンが「僕は全身スーツを着ています。SPの最終面接を受ける前に、僕の身体能力をテストするものがありました。格闘や運転の腕前のようなテストなのですが、全身スーツを着て痛覚を感じられるようにする設定です。100年後ではない近未来なので、全身スーツを着るというのが丸裸になったような気分で、すごく恥ずかしかったです。スーツがタイトで、全身スーツを着て一人でアクション演技をしたのですが、不思議な気分でした」と話すと、司会者に「グリーンスクリーンをバックに演じるのは『神の共に』で慣れているのでは?」と問われ、彼は「『神の共に』では、よりファンタジーだったので、その世界では死神だったので思いっきりできたのですが、今回はSPなので殴られたら本当に殴られたようにリアクションを示さないといけないので照れました」と話した。
CGの演技が多い研究所の話になると、ハン・ヒョジュは「私は代表なので直接スクリーンにタッチする演技はあまりなかったのですが、そばでオン・サンが何もないところに手を伸ばして回したりクリックしているのを見ていたら、大変だなと思いました」と話し、それについてイ・ムセンは「面白かったです。実際、近未来というのは表現するのが難しいと思います。僕たちが見てきたSF映画の場合は、何もない無限な想像力を働かせればいいのですが、近未来の場合は現実にもありそうなBFグループならではの研究所のディテールがきちんと調和をなさないとならないので、細かい作業が求められました。僕はセットでBF研究所の研究道具は観たことないものばかりでした。全部独自制作をしていたので、俳優としては安定感があるといいますか、そういった部分が助かりました」と話した。
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