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【合同インタビュー】映画『貴公子』主演俳優キム・ソンホ、スタイリッシュなスーツ姿は「ピーキー・ブラインダーズ」を参考に

Wow!Korea / 2024年4月11日 14時47分

パク・フンジョン監督のディレクションにもあった、“清潔感のあるすっきりとした人物”を表わすスーツ姿も印象的だ。

「衣装を準備する過程では、『ピーキー・ブラインダーズ』を参考にしています。その作品をご覧いただくと、主人公が身に着けている衣装と貴公子の衣装は、帽子を被っているかいないかの違い以外かなり似通っていると思います。もう一つ新たに加える要素としてブーツを履くべきかどうかということを随分長く話し合いました。実際に映画のなかでは普通の靴になりましたが、長いブーツを履くかどうかとても悩みました。ブーツを履いた場合、運転をしたり走ったりするのに支障があるのではないかと細かいところまで議論したことを覚えています。あと、帽子も実際にかぶってみたり、かぶらなかったりしたりして悩みました」。

本作はアクションノワールジャンルという、闇の組織や犯罪が絡むようなものだが、撮影現場はどんな雰囲気だったのだろうか。

「撮影していくシーンはとてもシリアスなものでしたが、パク・フンジョン監督がとても愉快な方でしたので、パク・フンジョン監督が座っているモニター席はいつも愉快な雰囲気に包まれていました。撮影しているシーンはシリアスだけど、現場はとても愉快な空間になっていました。それに、パク・フンジョン監督自身がおもしろいことが好きで、ウィットに富んだ会話を好んでいたので、撮影現場の雰囲気はとても明るかったです。ただ、アクションシーンや危険なシーンを撮るときは、事故が起きないようにと、そのシーンに集中して現場にいるみんなが緊張している状態でした。それ以外の会話のシーンでは、ノワールジャンルだからといって、雰囲気そのものは暗く沈んでいるわけではありませんでした」。

撮影中のエピソードについて聞いてみると、彼は「一番記憶に残っているのは、実は高所恐怖症なのですが、橋から飛び降りなければならないシーンがあって、その日は風も強く吹いていたので恐怖を感じ、涙が頬をつたっていたことを覚えています(笑)」と思い返すことも。マルコを演じたカン・テジュとのエピソードについては、「カン・テジュさんは映画の冒頭からずっと追われている役だったので、走り続けるシーンをたくさん撮っている状態でした。一方、僕は気楽に車に乗って彼を追いかけてたのですが、とあるシーンから狭い路地に車が挟まってしまい、仕方なく車から降りて走って追うことになりました。カン・テジュさんは、約1か月間走り続けていたので、体力がすでについている状態だったのですが、僕はようやく走る演技をはじめるという状態だったので、ものすごくつらくて『どうしよう…』と思ってしゃがみこんでしまったことがありました。その時にカン・テジュさんが突然静かに僕のところにきて、『兄さん、これを飲んだら20分くらいもっと走れますよ』ってエナジードリンクを渡してくれました。実際にそれを飲んでみたら、本当にうそみたいにこのあと20分くらいもう平気で走れそうだなと思いました」と話してくれた。

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