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世界幸福度ランク 日本は4ランク下がり51位、韓国52位、中国60位 若者の幸福感が北米、西欧で低下

よろず~ニュース / 2024年4月3日 7時50分

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画像はイメージです(cppzone/stock.adobe.com)

 国連の「世界幸福度報告書」が3月下旬に発表され、フィンランドが7年連続で1位だった。日本は前年より4ランク下がり、51位だった。報告書作成に携わった英オックスフォード大学のヤン・エマニュエル・デネブ教授によると、北米や西欧で若者の幸福感が低下しているという。

 調査は「国民1人当たりのGDP」「健康寿命」「社会福祉」「自由」「寛容度」「腐敗」の認識について6つの指標で構成される。フィンランドが世界一幸せな国に7年連続で選ばれ、デンマークとアイスランドが僅差で続いている。一方、調査対象となった143の国と地域の中で最下位だったのはアフガニスタンで、次いでレバノンだった。ちなみに日本の近隣国では、韓国が52位、中国が60位、ロシアは72位だった。

 デネブ教授は「富は重要だが、それがどう分配されているかが特に重要。フィンランドやデンマーク、その他のスカンジナビア諸国では、富がより均等に分配されていることがわかる。福祉国家であることが心理的な安定をもたらし、一人一人がそれを支えている」

 米国は初めてトップ20から脱落した。30歳未満の若年層の幸福感が急落したためだ。国連が支援するこの報告書によると、幸福感が低いのは米国の若者だけではない。デネブ教授は「報告書が主に呼びかけている政策的行動は、北米、西欧、そして英国においても若者の幸福感が劇的に低下している現状に何らかの対策を打たなければならないということだ」と話している。

◆世界幸福度ランキング上位10カ国

1・フィンランド
2・デンマーク
3・アイスランド
4・スウェーデン
5・イスラエル
6・オランダ
7・ノルウェー
8・ルクセンブルク
9・スイス
10・オーストラリア

(ロイター/よろず~ニュース編集部)

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