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ジョージ・ハリスンのシタール 1000万円超で落札 1965年に購入しアルバム制作にも使用

よろず~ニュース / 2024年5月2日 19時20分

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 ジョージ・ハリスン

 英超有名ミュージシャンのジョージ・ハリスンのシタールが6万6993ドル(約1060万円)で落札された。2001年11月に58歳で死去したジョージ、今回ロサンゼルスのネイト・D.サンダース・オークションズに出品されたのはジョージが1965年にロンドンのオックスフォード・ストリートで購入したもので、ザ・ビートルズのアルバム『ラバーソウル』収録の『ノルウェーの森』でその音色を聴くことができる。

 中世インドで発明されたシタールはジョージのインド音楽、文化、ヒンズー教のスピリチュアルな世界への傾倒を加速させたと同時に多くの西洋のミュージシャンから注目を集めていた。

 1966年に初めてインドを訪れたジョージはシタール奏者のラヴィ・シャンカールから教えを受け、東洋のメロディーや哲学への理解を深め、『ウィズイン・ユー・ウィズアウト・ユー』『ラヴ・ユー・トゥ』といったインドの伝統音楽の影響を色濃く映す楽曲が生まれることとなる。

 一方、今年の2月にはザ・ビートルズのそれぞれのメンバーに焦点を当てた4本の映画が製作予定であることがサム・メンデス監督の口から明らかにされていた。メンデスはポール・マッカートニー、リンゴ・スター、ジョン・レノン、ジョージそれぞれの映画を作るアイデアをハリウッドの重役らに話したそうで、ソニー・ピクチャーズ・エンターテインメントのトム・ロスマンとエリザベス・ゲイブラーがその野心的な計画に感銘を受けたという。

 4作品全ての監督を務めるメンデスはデッドラインにこう話していた。「私たちはクリスマス直前に、このプロジェクトを売り込むためにロサンゼルスに行ったんです。共通の熱意で迎えられたと言えると思います」「競合するオファーの中でソニーが際立った理由は、このアイディアに対するトムとエリザベスの情熱とこれらの映画を革新的でエキサイティングな方法で劇場に届けることに向けたコミットメントでした」

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