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「新感染」韓国ホラー監督が蒼井優と小栗旬主演で日本映画「ガス人間」をリメーク!

よろず~ニュース / 2024年5月7日 17時3分

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ヨン・サンホ監督が演出した「新感染 ファイナル・エクスプレス」は大ヒットを記録((C)2016 NEXT ENTERTAINMENT WORLD & REDPETER FILM. All Rights Reserved.)

 映画「新感染 ファイナル・エクスプレス」や、配信ドラマ「地獄が呼んでいる」「寄生獣 ーザ・グレイー」などを手がけたヨン・サンホ監督が、Netflixジャパンで配信予定の「ガス人間」で脚本と製作総指揮を務め、蒼井優と小栗旬が出演することが明らかになったと7日、韓国メディアが報じた。

 同作は、1960年に日本で公開された東宝製作の特撮映画「ガス人間㐧1号」を、8部作シリーズにリメークしたものだ。銀行強盗事件が発生し、その犯人だと自首した男が、違法な人体実験でガス人間になり、愛する女性のために罪を犯したと告白することで起こる出来事を描いている。

 ヨン・サンホ監督は、最近Netflixで公開となった「寄生獣 ーザ・グレイー」の演出前に、東宝サイドから「ガス人間」のオファーを受けたといい、話し合った末に脚本と製作総指揮を引き受けたという。

 なお演出は、映画「さがす」、配信ドラマ「ガンニバル」などで知られる片山慎三監督が担い、制作は韓国のワウポイントと、東宝スタジオの共同制作となる。

 主演を務める蒼井優は、映画「亀は意外と速く泳ぐ」「ハチミツとクローバー」「フラガール」などで韓国で絶大な人気を博しており、一方の小栗旬もドラマ「花より男子」をはじめ、韓国の映画ファンからは「クローズZERO」や「銀魂」で大きな愛を受けている。

 「ガス人間」は今年の下半期、日本で本格的に撮影に突入する予定だという。

 韓国では、景気悪化でKコンテンツの制作全般に困難が生じており、その突破口の一つとして日本でKコンテンツ制作システムを基に、現地作品を作ることを見いだした。今後も、韓国作品の好みと制作システムに関心の高い日本のIP企業と資本が合弁を図り、Kコンテンツ制作システムの輸出が、ますます増えると予想される。

(よろず~ニュース・椎 美雪)

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