ホンダ、コンパクトSUV「ヴェゼル」をマイナーチェンジ

ヴェゼルe:HEV X HuNTパッケージ（写真：本田技研工業の発表資料より）

　ホンダは25日、人気コンパクトSUV「ヴェゼル」のマイナーチェンジを発表し、26日に発売した。

　ヴェゼルはホンダのSUV部門を代表するコンパクトモデル。2021年4月に2代目へマイナーチェンジしている。スポーティなデザインに加え、上質かつ爽快感のある走り、利便性の高さをバランスよく兼ね備えている。

　マイナーチェンジ後のヴェゼルは、フロントグリルとバンパーの形状を新しくしている。さらにリアコンビネーションランプ全体をLED化し、水平基調の2段構成に仕立てた。インテリアでも左右対称の前席センターコンソールを導入し、運転席と助手席両方からアクセスしやすくなった。

　また新たに2つのパッケージを追加。ひとつ目は「e:HEV X HuNTパッケージ」で、エクステリアにはルーフレール、専用アルミホイール、カッパー・メタリック塗装のフォグライドガーニッシュなどを装備。インテリアは撥水や撥油機能つきの「FABTECT」という特殊なファブリック素材を使っている。独自の装備によって、アウトドアから街乗りまで楽しみやすいパッケージだ。

　もうひとつは「e:HEV Z PLaYパッケージ」で、2トーンカラーを取り入れている。フロントグリルのアクセントであるトリコロールの配色を変え、ブルーのアクセントつきのドアロアーガーニッシュも加えた。インテリアは都会的でさわやかなコーディネートに仕上げており、グレージュの色味にライトブルーの挿し色が映える。洗練されたモデルながら、個性も光るパッケージだ。

　希望小売価格は265万8,800円～377万6,300円。