特集2018年2月2日更新
独特な四字熟語を生み出す“あだ名女王”滝沢カレン
昨年、「不思議な日本語」と四字熟語のあだ名つけで大ブレイクした滝沢カレン。ブレイクに至った秘密に迫りつつ、Instagramやテレビ番組での迷言や彼女の生み出した芸能人のあだ名をまとめてみました。
2017年に「不思議な日本語」で大ブレイク
テレビ出演本数のランキングなどで急上昇
1992年5月13日生まれ、東京都出身の滝沢カレン。モデル、タレント、女優、ナレーターとして幅広く活躍する彼女は、2017年に大ブレイクを果たしました。
2015年に「不思議な日本語を話すハーフ」として注目浴びる
滝沢カレンが快進撃を続けている。2017年上半期テレビ出演本数ランキングによると、133本で女性モデル・タレント・アイドル部門10位。2年前の『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)で「変な日本語をしゃべるハーフ」として注目を浴びて以降、着実にキャリアを積んでいる。
「2017年上半期最もブレイクした女」としてテレビで特集
8月4日放送「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(TBS系)では、2017年上半期最もブレイクした女として、モデルの滝沢カレンが特集された。
ブルゾンちえみらと並んでブレイクタレント部門でランク入り
昨年、「変な日本語」がウケてバラエティー番組でブレークしたのがハーフタレントの滝沢カレン(25)だ。
メディアの調査・分析を行うニホンモニター株式会社が、2017年1月~11月のテレビ番組出演者データから「2017タレント番組出演本数ランキング」を発表。滝沢は前年比プラス126番組となる234番組で、お笑いタレントのブルゾンちえみ(27)らと並んで「ブレイクタレント部門」でランク入りした。
滝沢カレンの愛され力とは?
不思議な日本語だけではない魅力
「不思議な日本語を話すモデル」だけではない滝沢カレンの魅力といえば、バラエティ番組などで見せる天然っぷり、次にどんなことを話すのか誰にも想像できない爆発力あたりでしょうか。しかし、彼女の魅力はそれだけではないようです。
ドッキリで大号泣
日本テレビ系列の『うわっ!ダマされた大賞2017』でドッキリを仕掛けられた滝沢。訪れた飲食店の店主に、「10年前に家出した息子から手紙が届いたが、怖くて読めないから読んでほしい」と頼まれ朗読するのですが…
もちろん、店主夫婦には息子はおらず架空の手紙なのだが、そうとは知らない滝沢は読み始めてすぐに大号泣し始める。
「両親への謝罪、現在は東京で元気にやっている、好きな人と正月に帰る」、架空の息子からの手紙を涙ながらに読み上げ、思わず仕掛け人の店主夫婦も涙ぐむ結果となった。
ドッキリで垣間見えた滝沢の見知らぬ夫婦に対する心の優しさは、視聴者の心を強く打つ結果となったようです。
オリジナルソングで山崎賢人を元気づける
極めつけは山崎賢人のために20秒で考えたというオリジナルソングで、タイトルは『道なき道へ』と発表するや手足でリズムをとりながら歌い出した。「なにやってんの? なにやってんの? 普段食べてる?」「どんな生活してもさまになるから良かったね」「道なき道へ~道なき道へ~」という概要で、スタジオではVTRを見ながら大ウケする。
山崎は「天才ですね!」と改めて滝沢カレンのポテンシャルを評価しており「元気になりました」と充実感に浸っていた。
関係者からの評判「礼儀をわきまえ謙虚」
徳井義実(チュートリアル)とカズレーザー(メイプル超合金)がテレビ番組で滝沢の魅力について語りました。
徳井は「見た目の華+大爆笑」「トークの内容ではなく、喋っているだけで面白い」と滝沢にはぜひ演者としてひな壇に座って欲しいと熱弁する。カズレーザーも「彼女は他の人で替えがきかない人」「何も無いところで横転事故を起こす人」と滝沢のバラエティタレントとしての魅力を語った。
スタッフもつい笑っちゃう天然っぷり
テレビ局のスタッフに聞いても「カレンちゃんは天然のすっとぼけキャラで、明石家さんまさんが番組に呼んでから一気にブレイクしたもんね。作り物じゃないから、どんな答えが返ってくるか一切読めないし、さんまさんじゃなきゃ回せないよ。スタッフもついつい腹抱えて笑っちゃう」そう。
「謙虚で丁寧な姿勢が好印象」
「変な日本語だが、その発言は礼儀をわきまえた上であり、ロケ中も謙虚で丁寧な姿勢が好印象でした。回し役での変な日本語に新たな可能性を感じますし、編集上も残るのではないかと思います」(番組ディレクター)
「素で面白い感じが大好き」視聴者からの好意的なコメントも
「滝沢カレンがよく出ていたと思います! ドッキリ番組でもよくドッキリをかけられていて、出川哲郎さんとの共演が多い印象(笑)。あと、有名人のイメージだけで四字熟語を創作するネタも好き。素で面白い感じが大好きです!」(琴美ちゃん・國學院大學2年・20歳)
滝沢カレンの華麗なる迷言集
Instagramの長文コメントが謎だと話題に
Instagramの文章にも不思議な魅力があると評判
モデルでタレントの滝沢カレン(25)が何かと話題を呼んでいるインスタグラムを更新し、ファンの間でまたもや謎を呼んでいる。
滝沢は独特の言葉選びが話題となり、昨年バラエティ番組で大ブレイク。口語だけでなく、文章にも不思議な魅力があると評判になり、現在ではフォロワー数も62万人を超える人気ぶり。
ちなみに現在(2月2日時点)のフォロワー数は100万人を超えています。
実際のInstagramのコメント
これに対しフォロワーたちからは「相変わらず分かりにくい!でも笑ってしまう」「一体何が言いたいのか分からないけど写真はかわいい!」「文章に大爆笑!」など、滝沢が一体何を言いたいのか理解できない人が多いよう。
その他のネット上では「なんか好き…。」「この人の文章好き。なんか引き付けるんだよな」「この子実は天才だろ」などといった、なぜかこの文章に引き付けられてしまう人が多いよう。
「雲の行き場を無くしてしまうような、まるで俺の顔を邪魔するなと言わんばかりの空の威圧に熱く反省したのかというような、上空の上下関係すら見つけてしまうのも御構いなしで、空の下で今日も歩き回ります」(12月12日投稿)
お次は昨年10月にベストジーニスト賞を受賞した際の喜びのコメント。
「こんなどこにいるか分からないようで何着てたって思わないような、私がまさかこんな繊細な賞を頂けるなんて、どこの誰も予想できないでしょう」と独特の言葉で喜びを語った。
さらには「ジーンズは何を隠そう大好きで、ぶっといジーンズから棒状のジーンズまで持っているという人は知らないやり方でジーンズを愛し続けていました」とジーンズへの熱い思いを語ったものの、「みなさんに伝わればいいですが、どうなってんだか良く分からない方はそれがらしさですので気にしないでくださいね」とファンへの謎のフォローで長文コメントを締めくくっていた。
長文コメントについて本人は
「Instagramのコメントを入力する際に気を付けていることは?」というインタビュアーの問いには次のように答えています。
私は、Instagramは人生の本だと思って毎日1ページずつ更新しています。
私は小説でもそんなふうに、ただ「空が青いです」で終わらせずに、「僕は思う。100年前もこの色だったんだろうか?」と続けて書くような人が好きなんです。だから私も、Instagramでは、ちょっと作家っぽく、自分だけの本を書いているような気持ちで書いています。
テレビ番組でも迷言
番組内で話した「男性の好み」とは?
滝沢は昔から変わっていない男性の好みとして「階段を二段くらい飛ばして降りられる男性」と回答。スタジオは大爆笑に包まれ、MCのフットボールアワー・後藤輝基(43)も「アホやコイツ。そんなの大体の男ができるやん!」と大ウケのよう。
「(階段を二段飛ばしできる男性の)何がいいの?」と理由を聞かれた滝沢は「私、足が速い人がすごく好きなんです」とアピールしながらも、「ただ、足が速いだけなのは…どうなの?」とまさかの逆質問。
得意の(?)四字熟語でつけた「あだ名」一覧
渡部建(アンジャッシュ)
「芸風過多」
滝沢は「最近、四文字熟語にハマっている」と明かし、堂本光一(38才)やアンジャッシュ・渡部建(45才)ら、出演者に次々と四文字熟語であだ名を付けていったのだ。そのとき堂本光一につけたあだ名は「感情不明」、渡部は「芸風過多」と名付けられた。
澤部佑(ハライチ)
「漫才坊主」
宮迫博之(雨上がり決死隊)
「男前意識」
山崎弘也(アンタッチャブル)
「大声芸人」
福田充徳(チュートリアル)
「全部普通」
加藤浩次(極楽とんぼ)
「朝活将軍」
『スッキリ!!』MC陣である、加藤浩次、近藤春菜、水卜麻美アナウンサーにも四文字熟語をつけることになったのだが、
加藤浩次→朝活将軍
近藤春菜→大幅出演
水卜麻美→肉米肉米
と、さすがのセンス炸裂!
藤本敏史(FUJIWARA)
「突如顔面」
東野幸治
「薄情大王」
特に東野幸治(50才)に付けた「薄情大王」には“例えツッコミ”の名人といわれるフットボールアワー・後藤輝基(43才)までが、「ドンピシャ!」と舌を巻いた。
今田耕司
「独身番長」
演出家のテリー伊藤氏(67才)が滝沢をこう評する。
「櫻井翔くんの『服装迷走』っていいじゃないですか! 今田耕司さんの『独身番長』もうまい! 一生食っていけるんじゃないの、稲川淳二さんみたいに(笑い)。いやー、正直、こんなに頭がいい子だったとは知らなかったなぁ~(笑い)。まあ、彼女が試験勉強で高得点取るかっていったらわからないけど、芸能人としての身体能力はとても高いと思いますよ。この時代でしか感じない感性。才能だと思いますよ」
明石家さんま
「圧倒的口数」
さんまも24日に『行列のできる法律相談所 生放送2時間さんまに生ザンゲSP!』で司会を務めた際に、滝沢から『圧倒的口数』とあだ名をもらっている。さんまのイメージを詰め込むには四字では無理だったのか、彼女もかなり悩んで「うーん、もういいやこれにしよう」と五字で発表した。
サンシャイン池崎
「小声希望」
永野
「一人興奮」
りゅうちぇる
「行先何処」
矛先は「怖い」とおびえるりゅうちぇる(22)に。
暫く考え込んだ後、「行先何処」と初期のキャラ設定から迷走気味の現在のりゅうちぇるを見事に表現。的確過ぎるからか「怖い」と周囲ははやし立てる。
ブルゾンちえみ
「激流一年」
高畑充希
「目鼻口近」
桐谷美玲
「猫目先輩」
二宮和也(嵐)
「趣味在宅」
7月16日の『ニノさん』(同)でも、引きこもりがちでゲーム好きで知られる嵐・二宮和也を「趣味在宅」と評し、話題を呼んだ。
大野智(嵐)
「海釣地蔵」
松本潤(嵐)
「俺松本潤」
東幹久
「何故色黒」
そして、スタジオではオネエ系美容家のIKKOを「美容怪獣」と名付け、初顔合わせの俳優、東幹久の顔をなめるように見つめたあげく「何故色黒」と命名。
関口メンディー(GENERATIONS/EXILE)
「生涯踊子(おどりこ)」
笑福亭鶴瓶を「快楽名人」、中居正広を「支配抜群」、関口メンディーを生涯踊子(おどりこ)」、尾上松也は歌舞伎俳優の中でバラエティに1人だけ出ていることから「単独行動」と表現。
堺雅人
「恵比寿顔」
滝沢は恐縮しきって「何でもイイですか?」と前置きした上で、堺には「恵比寿顔」と命名。これに対し堺は真顔で固まり、スタジオでは爆笑が巻き起こった。
あだ名つけの先駆者・有吉弘行との違いは?
有吉弘行のニックネームと四字熟語の比較
あだ名をつけるというと、お笑い芸人の有吉弘行が有名。ここで、同じ人につけたあだ名で違いを見てみましょう。前者が滝沢、後者が有吉の作ったあだ名です。
中居正広さん「支配抜群」「ニセSMAP」
嵐・大野智さん「海釣地蔵」「カレーパン」
嵐・櫻井翔さん「服装迷走」「説明」
嵐・二宮和也さん「趣味在宅」「早退」
雨上がり決死隊・宮迫博之さん「男前意識」「薄らハゲのくせに、クソナルシスト男/馬鹿のくせにイジリにくい」
くりぃむしちゅー・有田哲平さん「超起爆剤」「クズ人間/ハゲくそしゃくれ」
笑福亭鶴瓶さん「快楽名人」「無駄話嘘太郎」
事務所から滝沢に対して四字熟語の禁止令が出ているという記事もありました。しかし、ものの数秒で的を射た四字熟語を作り出す姿をもっと見たいという方も多いはず。今後も滝沢カレンの活躍が見逃せませんね。