特集2017年7月3日更新

2017年上半期重大事件~国内編

2017年も早くも折り返し地点。たったの半年…とは言えないくらいに色々な事件が起こりましたね。今年の上半期重大事件を振り返ってみましょう。

東芝の転落~大企業の巨額損失・破たん相次ぐ

長年、日本の家電業界をリードしてきた東芝ですが、2015年には粉飾決算が発覚し経営危機に。さらに今年発表された2016年の決算では1兆円近い赤字となりました。東芝は東証1部から2部への降格が決定的で、かつての名門企業が存続すら危ぶまれる事態となっています。

5月15日に監査法人の「意見不表明」のまま発表された2016年度の当期純損益は、日本の製造業として史上最大の9500億円の赤字。同社は5400億円の債務超過に陥った。監査法人との調整はつかず、法定期限である6月末までに有価証券報告書を提出することは絶望的で、東証1部に上場する東芝株は8月1日付で東証2部に降格することが決まった。

日本郵政も4000億円の巨額損失

日本郵政は2017年4月25日、同年3月期連結決算で400億円の純損失を計上すると発表した。当初予想していた3200億円の黒字から大幅に下方修正した。純損失を計上するのは07年の郵政民営化から初めて。
15年に当時約6200億円で買収したオーストラリア物流大手トール・ホールディングスの不振が響き、同事業にかかるのれんなどの約4000億円を減損損失として計上する。

リコー、利益94.5%減

リコーは4月28日、2017年3月期(国際会計基準)の連結決算は、売上高が前年比8.2%減の2兆288億円、本業のもうけを示す営業利益が66.9%減の338億円、純利益が94.5%減の34億円と発表しました。大幅な減収減益です。
リコーは2008年のリーマンショックを境に成長が止まっています。2007年度の売上高は2兆2,199億円で、14年連続となる増収を達成しました。しかしその後は停滞しています。それにもかかわらず、組織は肥大化したままでいます。高コスト体質の企業になってしまいました。

これら企業には、いずれも海外M&Aの失敗という共通点がありました。一方で海外を中心にリコールが相次いだ自動車用安全部品メーカー・タカタが1兆円という巨額の負債を抱え、経営破たんしています。

タカタ、民事再生法適用へ

エアバッグの大規模リコール問題で経営悪化していたタカタは26日、東京地裁に民事再生法の適用を申請した。同社は午前11時半から記者会見した。  会見には高田重久会長兼社長らが出席した。  報道によると、負債総額は1兆円を超え、国内の製造業としては戦後最大の経営破綻とされている。

てるみくらぶ破たん

上記の企業ほど規模は大きくないですが、格安チケットで最近急成長していた旅行会社「てるみくらぶ」の破たんは、直前まで新聞広告を出していたり、既に海外に旅立った旅行客のホテルが予約できないなど、悪質なやり口で多数の被害者を出し、大きな話題となりました。

業界内でさほど知名度が高くなかった旅行会社てるみくらぶが、突然話題を集めたのは3月24日のこと。同社が顧客に対して「チケットが使えなくなる可能性がある」とメールを送ると、SNSを通じて一斉に情報が拡散した。 結局、同社は3月27日、東京地方裁判所に破産を申し立てた。負債総額は151億円。東京商工リサーチによれば、その後のグループ会社の破綻も含めれば、関連の負債総額は214億円に達する。 同業他社の首脳は「もはや誰もやらない安値販売をやっていた。最後は航空券の仕入値を割る価格だった」と指摘する。冒頭の女性も、「他社に比べて東南アジアで1万円、欧州方面では10万円も安かった」と振り返る。

疑惑・不祥事が続く自民党

森友学園問題・加計学園グループ問題

森友学園問題

まず、この問題は、大阪市で幼稚園を経営する「森友学園」が、「瑞穂の國記念小學院」という小学校の建設用地として、国有地を破格の値段で手に入れたことに端を発する。「そもそも、小学校の設置認可の審査基準をクリアしていなかった可能性があることに加え、当初、不動産鑑定評価額9億5600万円の小学校予定地が、その予定地にゴミが埋まっていることが発覚するや、ゴミ撤去費用を差し引いて、約1億3400万円で払い下げられたんです。さらには、これまでに学園側が土地改良などにかけた費用の1億3176万円も国が支払ったと指摘されており、実質、たったの約200万円で国有地払い下げを受けたという、夢のような話なんです」(全国紙政治部記者)
異様とも思える愛国教育ぶりや、籠池氏の特異なキャラが世間の関心を呼んだ。しかも、この小学校の名前が当初、「安倍晋三記念小学校」とされていたことや、首相の昭恵夫人が同小学校の名誉校長に就いていたことが報道され、払い下げはなんらかの政治的働きかけの賜物ではないかとの疑惑が浮上したわけだ。

森友学園問題で、一躍忖度という言葉が流行

籠池氏は首相の関与について「安倍首相は、口利きはしていないでしょう。忖度をしたんでしょう」とし、「安倍昭恵さんという名前でものごとが動いたんだろう、と推察される」と述べたという。

この『忖度』という言葉が連日メディアで取り上げられ、「今年の流行語になるのでは?」という声も数多く聞かれました。それを受けて、関西ではこんな商品が。さすが大阪ですね…

第二の『森友学園問題』

森友学園問題に揺れた政権に、新たに突きつけられた疑惑が加計学園問題だ。2つの問題は構図がそっくりだ。安倍首相が「腹心の友」と呼ぶ30年来の友人、加計孝太郎氏が経営する加計学園(岡山理科大学)の愛媛県今治市での獣医学部開校が政府の規制緩和で例外的に認められ、今治市は約37億円の市有地を無償提供したうえ、校舎建設費として約64億円の補助を決定した。森友学園同様、総理大臣に近しい学校法人に“お手盛り”で便宜供与がなされたのではないかという疑惑だ。

所属議員が次々と謝罪・辞任

自民党所属の議員が失言や暴言などの不祥事で離党や辞任、謝罪するといった自体が相次ぎ、上記の森友・加計学園問題と合わせて自民党は大きなダメージを被ることになりました。

自民党議員の主な不祥事

3月10日、務台俊介氏「長靴業界はもうかった」発言で内閣府大臣政務官・復興大臣政務官を辞任
4月27日、今村雅弘氏「(震災が)まだ東北で良かった」発言で復興大臣を辞任
4月17日、山本幸三 地方創生相「一番のがんは文化学芸員」発言が批判され謝罪
4月18日、中川俊直氏、不倫報道で経済産業政務官を辞任、離党
5月22日、大西英男氏「がん患者は働かなくていい」発言で謝罪
6月22日、豊田真由子氏、秘書への暴言や暴行報道で離党届を提出

Infoseekニュースでは「政治家の失言・暴言・不適切発言集」というページで、今村氏や務台氏の発言も紹介しています。そちらもあわせてご覧ください。

稲田防衛相の発言

過去にも失言問題のある稲田防衛相ですが、今年に入ってからも失言や問題行動を繰り返し、批判を集めています。

「防衛省・自衛隊、防衛相、自民党としても、お願いしたいと思っているところだ」  稲田氏は27日夕、東京都板橋区で開かれた都議選の自民党候補を応援する集会で、こう語った。自衛隊法は、隊員の政治的行為を制限しており、稲田氏の発言は、法に抵触する恐れもある。とても弁護士とは思えない無分別さ、思慮の足りなさといえる。
森友学園問題で、籠池泰典・前理事長との親密な関係を追及された稲田朋美・防衛相。これまで「森友学園側の顧問弁護士だったことは一切ない」と繰り返し答弁してきたが、森友学園が2004年に起こした民事訴訟の原告代理人としての出廷記録が発見されると一転、 「私の記憶違いだと思う」  ちなみにその後、シンガポールで開かれた「アジア安全保障会議」で、オーストラリアとフランスの国防担当大臣と並んで演説。 「見たら分かるように、(私たち3人には)共通点がある。同じ性別で、同じ世代で、一番大切なのは全員がグッドルッキング(美人)」

豊洲市場移転問題

調査のたびに「有害物質の検出」や「盛り土がされていない」などの問題が出てきて、築地からの移転そのものが危ぶまれていた豊洲市場予定地。小池知事は6月に、「豊洲市場への移転」を決定の上で、築地も再開発し活用する「基本方針」を示し、一応の決着となりましたが、まだまだ問題は山積していそうです。

東京都の小池知事が築地市場を豊洲市場に移転した上で、築地も活用する「基本方針」を示した。豊洲市場は中央卸売市場に加えて総合物流拠点に、築地市場は再開発し「食のテーマパーク」拠点とするそうだ。 豊洲市場は年間100億円の赤字が見込まれ、築地を売却しないでどう返済するのか疑問はあるが、6000億円かけて建設した豊洲市場を使わなかったら国に200億円返さなくていけなるわけで、あそこまで作ってしまったらしょうがないというのが正直なところだろう。豊洲移転の方向性に落ち着いたことは妥当な判断かと思われる。

慰安婦像問題で日韓関係に緊張走る

2015年に日本・韓国間で慰安婦問題を解決するための「日韓合意」が結ばれました。日本政府が10億円を支出、元慰安婦への支援するというものでしたがこの合意への反発の声が韓国国内から出ていました。そして2016年の12月、釜山の日本総領事館前に慰安婦像が設置されます。これに対し日本政府は抗議、在韓大使を一時帰国されるという措置をとりました。その後も慰安婦像は撤去されることなく、新たな像が韓国各地に設置され続けています。

昨年12月末、韓国・釜山の日本領事館前に設置された、慰安婦像。菅官房長官は長嶺安政駐韓大使、森本康敬釜山総領事を一時帰国させた。

文科省天下り問題

文部科学省が退職予定者の再就職先いわゆる「天下り」を組織的にあっせんしていたことが発覚。前川前事務次官は辞任、歴代事務次官をや幹部などOBも含めて40人以上が処分されました。また、松野博一文科相も6カ月の俸給返納を決めています。

問題の発端は元高等教育局長が退官翌々月に早稲田大学教授として就任した際、同省人事課が履歴書を送るなど関与しており、これが国家公務員法に反するというもの。同法は出身府省庁の職員による再就職のあっせんや、在職中の求職活動などを禁止している。
再就職等監視委員会は1月19日、文科省審議官と大臣官房人事課職員(役職はいずれも当時)が、国家公務員法第106条の2第1項に反するあっせん行為を行ったこと、元局長が在職中に同法第106条の3第1項に違反する求職行為を行ったこと、さらに人事課職員らが再就職等監察官に対して隠ぺい行為を行ったことを認定した。また人事課が元人事課職員の文科省OBに情報を提供し、再就職のあっせんを行わせていたことも明らかにしている。

「共謀罪」法案が成立

6月15日、テロ等準備罪の新設を柱とする改正組織的犯罪処罰法、いわゆる「共謀罪」法案が参院本会議で成立しました。処罰の対象が曖昧ということで野党の強い反発を受けたものの自民・公明は採決を強行。参院本会議は夜を徹して行われ、採決となりました。

共謀罪の構成要件を厳格化した「テロ等準備罪」を新設する改正組織犯罪処罰法が21日公布され、7月11日の施行が決まった。外務省によると、早ければ7月中にも、各国が協力して組織犯罪やテロと対峙(たいじ)する国際組織犯罪防止条約(TOC条約)を締結できる見通しだ。

痴漢を疑われ「逃走」する事件が多発

今年に入ってことさらよく耳にするようになったのが「線路立ち入りトラブル」。その多くが痴漢を疑われて逃亡するために線路に飛び降りるというもの。その結果、列車にはねられて死亡するという悲惨な事故も起きています。この現状について特集ページにまとめていますのでご覧ください。

今年に入って首都圏では痴漢の疑いを掛けられて逃亡を図り、ホームから線路に飛び降りる暴挙に出るケースが続出している。電車のダイヤが大幅に乱れるだけでなく、5月12日には逃げた本人が電車にはねられて死亡するという惨事も起きている。

南スーダンから自衛隊が撤収

派遣から5年余りを経てその活動を終了し、5月中に全員が帰国した自衛隊。その理由として、政府は「一定の区切り」とし、内乱による治安の悪化には触れず。野党から指摘を受けていた「PKO参加五原則」やそれに伴う稲田防衛相の「衝突発言」、さらに日報問題などいくつかの問題が残ったままで、「またそのタイミングもやや唐突な印象を受けるものとなりました。

今月10日、安倍首相は南スーダンで国連平和維持活動(PKO)に派遣している陸上自衛隊の5月末での撤収を発表。24日に稲田防衛相も南スーダンへの派遣部隊に対し指示を出した。
PKOに派遣されている自衛隊は、国連の南スーダン派遣団(United Nations Mission in the Republic of South Sudan: UNMISS)のいわゆる「国づくり」の部隊に対して協力をしてきたという。しかし、途中で国連側のマンデート(任務)が変わった経緯がある。今までのスーダンと南スーダンの戦いではなく、南スーダンの国内における政治問題・衝突等があって、任務が平成27年12月、平成23年の独立後から行ってきた「国づくり」から「文民保護」に変更された。つまり内乱によって生まれた数多くの避難民を保護することが任務となったのだ。

眞子さまご婚約発表

秋篠宮家の長女・眞子さまが大学時代の同級生・小室圭さんとのご婚約を発表しました。発表当時の様子を特集ページにまとめていますのでご覧ください

5月16日に眞子様がご婚約準備中というニュースが報じられ、世間は祝福ムード一色に! この報道で一躍、時の人となったのは、お相手の小室圭さん。法律事務所に勤務する一橋大学の大学院生とのことで、在学中に結婚するのであれば、学生結婚ということになります! 翌17日にはひとりで囲み取材にも臨み、丁寧に言葉を選びながら接する姿や爽やかな笑顔も好感を呼び、世間は“海の王子”に魅了されたよう。

藤井聡太四段の快進撃

先日、連勝記録はストップしたものの史上最年少でプロになって以来、無敗の快進撃を見せた藤井四段。彼については特集ページでも まとめているので、よかったらご覧ください

史上最年少棋士でデビュー戦以来無敗の藤井聡太四段(14)が6月26日、東京都渋谷区の将棋会館で行われた竜王戦決勝トーナメント1回戦で増田康宏四段(19)に91手で勝ち、歴代単独1位となる29連勝を達成した。

加藤一二三氏が、引退会見で藤井聡太四段を「すばらしい後継者」と褒め称えました。

デビュー以来29連勝という歴代最多の藤井聡太四段(14)について聞かれ、「秀才型の天才」と語った。 藤井四段は作戦を立てるのが非常に上手であり、序盤から有利に立てるような作戦を考えてくるといい、「欠点がひとつもない。すばらしい後継者」と褒め称える。 また、藤井四段とのエピソードについて、対局中、加藤がチーズを食べ始めたところ、それを見た藤井四段が少し間を置いてチョコレートを食べはじめたことに感心したという。 先輩が食べるまで、食事をとってはいけないというマナーはないということだが、藤井四段のそういった先輩に対する気遣いに好感をもったとのこと。

スポーツの話題

稀勢の里が初場所優勝、横綱へ

「横綱の名に恥じぬよう、精進いたします」 1月25日の昇進伝達式で、こう口上を述べた第72代横綱の稀勢の里(30)。  若乃花が横綱となった1998から19年。ついに、日本出身の横綱が誕生した。「初場所14日目時点で13勝を挙げ、優勝が決定。千秋楽でも、横綱・白鵬との対決を見事に制し、横綱審議委員会は満場一致で、稀勢の里の横綱推薦を決めました」(スポーツ誌記者)

浅田真央引退

4月10日、フィギュアスケート選手の浅田真央が、自身のブログで現役引退を発表した。  引退発表の2日後に開いた会見で、報道陣を前に「新たな目標を見つけて、笑顔で前に進んでいきたい」と語った彼女。惜しむ声に加え、国民栄誉賞待望論まで飛び出すなど、現役引退に際し、あらためて彼女の人気の高さが浮き彫りになった。

宮里藍引退

宮里藍の引退発表は驚きでしかなかった。 スーパースターが消える女子ゴルフ界は大変である。
「これ以上ないゴルフ人生でした」
「モチベーションの維持が難しくなった」
引退会見(2017年5月29日)で宮里は理由をそう語った。その内容はトップ選手でしか分からないものだった。

国内の事件・事故

栃木・雪崩で高校生ら8人死亡

栃木県那須町のスキー場付近で3月27日に発生した雪崩事故は、高校生7人、教員1人が死亡するほか、40人が重軽傷を負う大惨事となった。 巻き込まれたのは、栃木県高体連主催の「春山安全登山講習会」の参加者たち。講習会には、県内高校の山岳部1、2年生の生徒51人と引率の教員11人の計62人が参加していた。 当日は朝から雪で、雪崩注意報が継続発令中。悪天候のため、引率教員らの判断で本来予定していた往復登山を中止し、ゲレンデ周辺で、雪を踏み固めながら進む「ラッセル訓練」をしていたという。

我孫子市9歳女児殺害、犯人は保護者会会長

千葉県我孫子市で9歳の女児が遺体となって発見された事件で、4月14日に46歳の男が逮捕された。当初は「通り魔的犯行」との見方もあったが、容疑者の男は意外にも、被害者が通う学校で保護者会の会長を務める“善意の人”だった。 「よく知っています。今年度も継続して会長を務めていただく予定だったんです。子供のことをよく考えている人という印象だったのですが‥‥。ショックが大きすぎるので、これ以上は勘弁してほしい」

福岡で現金3.8億が強奪される

福岡空港で韓国人4人が関税法違反の疑いで逮捕され、現金3億8400万円が強奪された事件との関連が焦点になっている。しかし、不明な点も多く、ナゾだらけの状態だ。 「運び屋かね?」「組織的犯罪の匂いが...」「闇は深いなあ」。7億3522万円もの現金を香港に持ち出そうとした韓国人の男4人が2017年4月21日に逮捕されると、ニュースのコメント欄などでこんな声が上がった。

自称38歳・62歳女の巨額詐欺逮捕

タイ警察は4月5日、出資法違反の疑いで国際手配されていた熊本県の女性(62)を、入国管理法違反容疑で逮捕したと発表した。女性は今後、日本に強制送還される。 報道によると、女性は元本保証や高利息をうたい、知人2人に6800万円を出資させた疑いが持たれている。熊本県警が今年1月、国際手配していた。女性は日本人の共犯者2人とともに、トータル50人以上から少なくとも7億円を集めたとみられ、集めた金の一部はタイ人男性に貢いでいたようだ。

福岡母子3人殺害、逮捕されたのは警察官の夫

無理心中の見立てから一転、警察官の夫が殺人容疑で逮捕された事件は、地元に大きな衝撃を与えている。6月6日、福岡県小郡市の住宅で中田由紀子さん(享年38)と9才の長男、6才の長女の遺体が発見された。  小学校から「子供が登校していない」と連絡を受けた夫の充容疑者(38才)が、由紀子さんの姉に連絡。家を訪れた姉が110番通報をした。部屋には木炭の煙が充満しており、当初は無理心中だと思われた。  しかし、司法解剖の結果、充容疑者の供述に矛盾が見つかり、8日に逮捕となった。

印象に残っている記事ばかりだったのではないでしょうか?暗いニュースがクローズアップされることが多い今日この頃ですが、藤井聡太四段の新記録は日本をぱっと明るくしてくれた素晴らしいニュースでしたね。折り返し地点を過ぎて、2017年も後半。明るいニュースをたくさんお届けできる下半期であることを願います。