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【京都水族館】絶滅の恐れのあるいきものを知って守る 京都薬用植物園との協働 希少な魚と植物を相互展示

Digital PR Platform / 2024年4月16日 13時0分

※1 2021年12月20日付リリース:京都水族館・すみだ水族館のサステナビリティ推進プロジェクト 未来の地球にバトンをつなぐ活動「AQTION!(アクション)」
https://www.kyoto-aquarium.com/news/details/4021.html



1. 武田薬品工業株式会社 京都薬用植物園概要
京都市左京区に位置し、94,000㎡の敷地の中に約2,900種の植物を保有している薬用植物園。このうち約1,900種が薬用植物で、242種が環境省版レッドリストに掲載されている絶滅危惧種です。医療関係者・学生・児童への研修と教育普及活動、薬用植物の栽培研究と技術の継承、絶滅危惧種など重要な薬用植物の収集・保全の三つを目的としています。特に、2023年度より「生物多様性保全」と「教育普及」の二つのテーマにコミットするチームを新たに設け、CSR活動拠点としての役割を強化しています。また、日本植物園協会が2006年に開始した植物多様性保全拠点園ネットワーク事業への参画や、2024年1月31日に登録博物館として登録※2を受けるなど、「薬用植物の保全拠点園」として、保全、収集・保存、普及・啓発に努めています。

公式ウェブサイト:https://www.takeda.co.jp/kyoto/
※2 参照:文化庁 博物館総合サイト 全国の博物館(https://museum.bunka.go.jp/guide/

※希少な薬用植物の保護・保全の観点から一般公開はしていません。見学は完全予約制にて受け入れています。

2. 京都水族館、京都薬用植物園の希少種相互展示概要
京都水族館と京都薬用植物園が保有する魚と植物を交換し相互に展示します。対象は、京都府改訂版レッドリスト※3に掲載される希少種の魚と植物で、京都水族館からは、淡水魚「カワバタモロコ」を提供します。京都薬用植物園からは、「オニバス」や「ミズアオイ」など9種類の水生植物が提供され、植物は「京の里山」エリアにて展示します。本取り組みにより、両園館のお客さまに希少ないきものを間近で観察していただき、いきものを取り巻く環境について考え、次世代へつなぐ重要性をお伝えします。相互展示のほか、両園館で飼育情報の共有を行い、それぞれの公式ウェブサイトなどにて情報発信を行う予定です。

※3 レッドリストとは、絶滅のおそれのある野生生物種をとりまとめたリスト。(参照:京都府レッドデータブック情報)
https://www.pref.kyoto.jp/kankyo_red/news/index.html


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