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非弁膜症性心房細動による脳卒中を予防する最新世代「WATCHMAN FLX(TM) Pro 左心耳閉鎖システム」新発売

Digital PR Platform / 2024年4月23日 11時10分

当社 代表取締役社長の森川智之は「WATCHMAN手技はこれまで世界中で約40万件以上行われ、この技術は心房細動の治療法を広げています。当社は、心房細動を含む心筋梗塞や狭心症、心臓突然死などの様々な心疾患に対して、予防、診断、治療に適切なアプローチを提案しており、世界で標準となっている革新的な治療法やエビデンスを日本に導入し、患者さんやその家族に安心と希望を届けるため、心疾患治療分野のリーディングカンパニーとして日本の医療に貢献していきます。」と述べています。

■左心耳閉鎖術について
心房細動により心臓にできた血栓が原因となる心原性の脳卒中の場合、血栓形成の約9割が心臓の左心房にある「左心耳」に起因するといわれています。本製品は、左心房にあり、非弁膜症性心房細動による血栓の形成の原因となる「左心耳」を閉鎖することで脳卒中を予防する医療機器で、非弁膜症性心房細動を患い長期間の抗凝固薬の服用ができない患者さんにとって、心房細動による脳卒中を予防するための治療選択肢のひとつです。開心術を行う必要がなく、鼠径部の静脈から細い管(カテーテル)を通して心臓に挿入され、左心耳を閉鎖し、脳卒中のリスクを低減します。また、出血リスクを伴う抗凝固薬の服用を中止できる可能性があります。


[画像2]https://digitalpr.jp/simg/1252/87172/200_222_2024042310334566270ff9f3c30.png


■心房細動について
心房細動は、心臓の中で血液が流れ込む心房が細かく震えることで起こる不整脈の1つです。血液がよどみ形成された血栓が移動することで、脳卒中を引き起こすリスクがあります。特に高齢者で罹患のリスクが高く、高齢化に伴い、患者数は2010年の約80万人から、20年後の2030年には100万人に増加するといわれています(*3)。心房細動がある人は、心房細動がない人と比べると、脳卒中リスクが5倍高く、心房細動のある患者さんの約3分の1が脳卒中を発症するといわれています。脳卒中は、寝たきりの原因の1位、認知症の原因の2位にあげられ(*4)、要介護となるリスクも高いことから、脳卒中の発症を抑制するための治療が重要になっています。これまでは、薬物療法として、抗凝固薬による血栓形成予防をしていましたが、薬物療法には出血リスクが高まるという課題もありました。

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