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賃貸に住んでいます。個人的に入っておいたほうがよい保険はあるでしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2023年12月3日 2時10分

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賃貸で入っておくべき保険といえば、真っ先に火災保険が挙げられます。火災保険に加入義務はないものの、賃貸物件の多くが加入を入居条件としており、必須といっても過言ではありません。火災保険は不動産屋で契約する際に紹介されますが、家賃保証会社とは違って入居者が自由に保険会社を選べます。 そこで今回は、火災保険の補償内容やその他に入っていた方がよい保険はあるのか詳しく解説します。

火災保険って、何が補償されるの?

火災保険の基本的な補償は、「家財保険」「借家人賠償責任保険(借家人賠償責任補償)」「個人賠償責任保険(個人賠償責任補償)」の3点です。「家財保険」は、家具や家電、生活用品などが事故や火災・風災・水災で破損してしまった際に、修理や再購入の代金を補償してくれます。「借家人賠償責任保険」は借りている部屋に損害を与えた場合に、建物のオーナーに対して賠償金や修理費が補償され、火災保険では特約(オプション)のひとつとして付加されていることが多いです。建物はオーナーの火災保険で補償されますが、入居者側に非があると損害賠償を請求される可能性があります。例えば、「入居者が窓を開けっぱなしにして部屋が水浸しになり、床の張り替えが必要になった」「入所者の不注意でボヤが出て建物の一部が焼けてしまった」などで修理費を請求されると、「借家人賠償責任保険」に入っていなかったり、特約として加入していなかったりした場合、全額自己負担になってしまいます。
 
「個人賠償責任保険」は、他人にけがをさせてしまったり他人の物を壊してしまったりしたときに損害を補償してくれる保険で、火災保険の特約で加入できます。例えば、「飼い犬が他人をかんでけがをさせてしまった」「誤って駐車中の車を傷つけてしまった」「自転車でぶつかってけがをさせてしまった」といった場合に補償されます。補償対象はあくまで「他人」の身体や物ですので、自分のけがに対しては補償されません。
 

地震に遭ったときの補償は地震保険で

残念ながら、火災保険では地震が原因の火災・噴火・津波の被害は補償されません。オーナーの負担となるのは地震による建物の倒壊やひび割れ、ガラスの破損などで、入居者のけがや家財の損傷は入居者自身の負担です。日本では毎日のようにどこかで地震が観測されているので不安な人も多いでしょう。地震保険は保険料がやや高いものの、火災保険でカバーできない部分を補償してくれるのでおすすめです。加入する際は火災保険と重複する補償がないかチェックし、同じ特約内容があれば外して保険料を安くしましょう。
 

自分に合った補償内容と保険料を選ぼう

火災保険はどの保険会社であっても、基本的な補償は備わっており内容に大差はありません。しかし、保険料は年4000円~1万円と大きな差があります。特に家財保険は補償額が大きければ保険料も高くなるので、一人暮らしで高額な家具家電がないなら200万ほどの補償でも十分です。自分のライフスタイルに合った補償内容で、賢く保険を選びましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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