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規定未達なのに…村上&岡本超え貢献度1位 中日23歳が覚醒、打率.388の“無敵状態”

Full-Count / 2024年5月5日 16時45分

中日・村松開人【写真:矢口亨】

■24試合で打率.388、0本塁打、8打点、出塁率.432、OPS.895と驚異的な成績

 中日2年目、23歳の村松開人内野手が貢献度でセ・リーグ1位に急浮上した。3日に神宮球場で行われたヤクルト戦で5打数5安打をマークすると、4日の同戦では5打数4安打2四球の大暴れ。規定打席には到達していないが、24試合で打率.388、0本塁打、8打点、出塁率.432、OPS.895と驚異的な成績を残している。

 セイバーメトリクスの観点からプロ野球の分析を行う株式会社DELTAによると、打撃、守備、走塁、投球を総合的に評価して貢献度を表す指標「WAR」でリーグトップの「1.6」。近本光司(阪神)の「1.5」、岡本和真(巨人)の「1.4」、村上宗隆(ヤクルト)の「1.2」を上回る。

 規定打席までは残り18。すべて凡退として計算しても打率.306となり、打率.337のドミンゴ・サンタナ(ヤクルト)、打率.308の細川成也(中日)に続いてリーグ3位に相当する数字だ。明大時代には3年春に打率.366を記録してベストナイン。3年冬から主将も務めたスター選手がプロでも実力を発揮している。

 さらにすごいのは打撃だけでなく、遊撃の守備指標「UZR」でもリーグ1位の「3.6」をマークしていることだ。守備機会は140イニングながら、約2倍の279イニングを守っている名手・門脇誠(巨人)の「2.5」を大幅に上回る。開幕したばかりだが、一気にスターに上り詰めてもおかしくない数字が揃っている。(Full-Count編集部)

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