[MOM3712]前橋育英MF井上駿也真(2年)_「ここで結果を残す」強い決意で奪った2ゴール! 2連覇を導き大会MVPに
ゲキサカ / 2021年12月28日 10時49分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[12.27 YOKOYAMA MEMORIAL CUP決勝 帝京高 1-3 前橋育英高 若松運動場]
ここ一番で嗅覚が冴えに冴えた。前橋育英高の2連覇を引き寄せた序盤の2ゴール。いずれもこぼれ球を押し込む形となったMF井上駿也真(2年)は「狙い通り」の連続弾で優勝に貢献し、大会MVPに輝いた。
前年に続く2連覇を懸けて臨んだ帝京高との「全国ユース招待サッカー大会〜YOKOYAMA MEMORIAL CUP〜」決勝。先にペースを握った前橋育英は前半3分、FW山本颯太(2年)のシュートが右ポストを叩き、跳ね返りに詰めた井上が決めて先制する。同10分にはMF山田皓生(2年)がゴール前に進入した流れから、ルーズボールを再び井上が押し込んだ。
「ずっと自分はこぼれを狙っていた。自分が颯太にパスを出して、そこから颯太がシュートを打って(ボールが)こぼれてきた。2点目は皓生が右から切れ込んで、ごちゃごちゃになってこぼれてきて、ここも自分は狙っていた。しっかり流し込めて良かったです」
リードしてからは帝京に主導権を奪われ、耐える時間帯もあっただけに、この序盤の2ゴールが大きかった。後半は両チームとも1点ずつを挙げ、前橋育英が3-1で勝利。結果的に井上が記録した2得点目が優勝を呼び込む決勝ゴールとなった。
「自分はずっと決定力不足と言われていた。そこで自分が点を取ってチームを勝たせられたので良かったです」
今大会に懸ける思いはひときわ強かった。「自分は選手権のメンバーに入れなくて、そこでこの大会に来た。来年に新人戦がすぐあるんですけど、そこでスタメンを取れるように、ここで結果を残すという気持ちでやっていました」。
今後は「まず新人戦までにスタメンを取って、(高円宮杯U-18)プレミア(リーグ)でも選手権でも自分がいいプレーをして、チームを勝たせることが目標」。その先に見据える「プレミアと選手権での優勝」に向け、この日手にした“タイトル”を飛躍へのきっかけとしていく。
(取材・文 阿部哲也)▼関連リンク
全国ユース招待サッカー大会~YOKOYAMA MEMORIAL CUP2021~ 大会特設ページ
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