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“サッカーの街”長岡でプレミア初開催。ホーム観衆の前で躍動の帝京長岡が4-0で神村学園を下し、初勝利!

ゲキサカ / 2024年4月15日 20時32分

 帝京長岡の古沢徹監督は、「守備の球際のところでリズムができたかなと思います」。プレシーズンには沖縄遠征でFC琉球のJリーガーたちと実戦を重ねたほか、FC東京U-18などと対戦して強度を向上。この力を発揮し、また広島ユースとの開幕戦から改善した相手ゴール前での距離感、1タッチシュートで神村学園を突き放した。

 前半26分、安野のパスで新納が抜け出し、GKとの1対1から右足で2点目。さらに33分にも、MF柳田夢輝(3年)のパスで新納が右サイドを抜け出す。最後はGKを引き付けて出したラストパスを安野が1タッチで決めて3-0とした。

 神村学園はDFラインが乱れ、背後のカバーリングも不足して3失点。主将のU-17日本高校選抜MF鈴木悠仁(3年)をボランチから最終ラインへ下げ、立て直そうとする。36分には、U-17日本高校選抜DF新垣陽盛(3年)が決定的なヘッド。だが、帝京長岡DFにゴールライン上でかき出され、追撃することができない。

 神村学園はエース名和田が崩しに係ってチャンスを創出する。だが、最後の精度を欠くなど前半は0-3で終了。後半開始から23年U-17日本高校選抜で、左膝半月板手術を経て昨年6月以来の公式戦復帰となるFW金城蓮央(3年)をピッチへ送り出した。金城は長期離脱明けだったが、抜群のスピードは健在。後半19分にはU-17日本高校選抜候補FW日高元(2年)のラストパスが通り、決定機を迎えた。

 金城はGKをかわそうとしたが、ここは安定感の高い動きを見せていた帝京長岡GK小林脩晃(3年)がストップする。逆に帝京長岡は24分、「結構知ってる人とかも見に来てくれたりしていて、あとはチームの応援。去年はリーグ戦とか、みんなで応援っていうのはなかったですけど、今年はプレミアで、みんなの応援もあって、凄い力になりました」という遠藤が敵陣でインターセプトし、ショートカウンターを発動。安野の抜け出しから新納が1タッチで決めてハットトリックを達成した。これで新納は3得点1アシストとし、安野も1得点2アシスト。古沢監督が「2枚看板」「相手にとって嫌な2トップ」と評した2人で4ゴールをもたらした。

 神村学園もこのままでは終わらない。この日はドリブルや仕掛けのパスでボールロストが散見されたが、ミスしても繰り返しチャレンジ。名和田が個の力でシュートまで持ち込み、金城も周囲との連係が向上してチャンスに絡んでいた。だが、帝京長岡はCB山本を中心に、CB下田蒼太朗(3年)、右SB稲垣純(2年)、左SB永井仁之(3年)という4バックが最後まで相手に身体を寄せ続ける。攻撃面ではロングボールが増加。前線で強さを発揮する安野らが5点目を狙い続けた一方、セカンドボールを拾われ、攻め込まれてピンチもあった。

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