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工藤静香、飯島直子が白髪染めや化粧を「面倒」と告白…抗加齢やめる女性芸能人の“分岐点”

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年4月9日 9時26分

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工藤静香と飯島直子(C)日刊ゲンダイ

 美に関する驚き発言が話題なのが、歌手の工藤静香(53)。4月7日、インスタグラムのストーリーズでアルバム撮影のメイク中の動画を公開した際、自らの白髪染めについて「面倒くさい」と発言。白髪について“ホワイティー”と呼ぶ工藤は、ごまかしながら白髪と上手に付き合っているという。

 工藤と同じ50代の女優・飯島直子(56)も、自身の加齢や美容について赤裸々に語っている一人。昨年スタートさせたインスタグラムで、飯島は《白髪もあります。ぬきます》《私は出かける以外は化粧はしません。めんどうだからです》と告白している。

 50代のグレイヘアーの先駆者的存在として知られるのがフリーアナの近藤サト(55)で、50歳になった18年に20代から続けていた白髪染めを止めている。

「古くは中尾ミエさんや草笛光子さん、竹下景子さんなどグレイヘアーの先輩芸能人はいますが、50代と言えばまだまだ若さを売りにしていたい年代。昔であればお金をかけて加齢に抗い、年齢を感じさせない女性がもてはやされていましたが、ここ最近は飯島さんを筆頭に、シミ取りをしたとか化粧は面倒くさいなど、ありのままを赤裸々に語る人が増えていて、同年代の女性たちからは等身大な姿に共感する声が聞かれます」(芸能ライター)

■薄れつつある白髪=老い

 片や自著「キレイはこれでつくれます」(ダイヤモンド社)が50万部近く売り上げ、ベストセラーになっている女優のMEGUMI(42)や、独自の美容法を追求している田中みな実(37)のように、女性芸能人の美容法へのニーズは相変わらず高い。

「一時期、美魔女がブームになったように、年齢と見た目のギャップがもてはやされる一方で、近藤がグレイヘアーになって以降、世間でも白髪=老いという概念が薄れるようになりました。白髪染めによる頭皮への悪影響のほうが問題視されたり、老いをポジティブに捉える傾向が一般にも広がっているように思われます。美容が面倒くさい、加齢に抗わなくなる分岐点はアラフィフ前後ではないでしょうか」(女性週刊誌記者)

 ありのままの姿を見せる女性芸能人への支持は、年々高まりつつあるようだ。

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