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特別なワンオフ・フェラーリがオークションを待っています。

GIGAMEN / 2015年8月11日 20時30分

8月に米国ペブルビーチで開催されるオークションに出品される予定となって、コレクターの間で話題を集めているのが、ミッドナイトブルー・メタリックに輝く、この1962年製「フェラーリ250GT SWBベルリネッタ・スペチアーレ」 です。

ユニークなシャークノーズ

「シャーク・ノーズ」と呼ばれる鮫を思わせるフロント形状が特徴のこの特別なフェラーリは、”ベルトーネのために”デザイン・製作されたワンオフ・モデル。

カロッツェリア・ベルトーネ社がその能力を示すため、故ヌッチオ・ベルトーネ個人が所有するプライベートカーとして製作され、ジュネーブモーターショー等にも出品されている。

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20億円以上の予定価格

このフェラーリ250GT SWBベルリネッタ・スペチアーレは、メキシコの資産家(セメント会社のCEO)が長年所有していた「車体番号3269GT」と記されたこのワンオフモデルを、カルフォルニア州モントレーのペブルビーチで行われる「グッディング&カンパニー」のオークションに落札予想価格1,400万ドル〜1,600万ドル(約17億円〜20億円)で出品される予定です。

これは最高レベルの高額なフェラーリとなり、過去に出品された「250GT SWB ベルリネッタ」の中で最も高値が付くだろうとのこと。

記録更新なるか

「フェラーリ250GT SWB」と言えば、今年4月に行われたオークションによって落札されたいわゆる「バイヨン・コレクション」において、「1961年製250GT SWBカルフォルニアスパイダー」が250GTシリーズで市場最高額の1630ユーロ(約22億円)で落札されていますが、これを超えるかどうかが注目されます。

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