経済混乱中の中国で、遺言を残す若者たち
Global News Asia / 2024年4月20日 23時0分
中国の若年層の間で、遺言を残すことがメジャーになってきた。高齢者が公正証書(法的効力のあるもの)で遺言を残すのは財産分与などからして理解できるのだが、若年層は「何かを伝えたい」というものだ。
「中華遺言バンク」というサービス会社があり、死亡後に「この人に届けて」依頼先に届ける。2017年時点では、279人の若者しか登録していなかった。しかし、昨年度は7124人になった。特に34歳から44歳までだと、21,5倍増えている。
明日のことはわからないけれど、何も言わずに死ねない…が増加の理由らしい。
若かろうが年寄りだろうが、日本のようにエンディングノートのようなものを利用すれば、伝えたい相手に伝えることができるだろうにと思われるのだが。
また、遺書のようなもので、個別に伝えることもできるだろう。けれど、葬儀後に見つけた親族が先に読んでしまい、その内容から渡さないこともある。だったら、お金を払っても確実に届く方法を選ぶのであろうか。
もちろん、この年齢層での富裕層は、民間のバンクなどは使わず弁護士などお金はかかるがもっと確実な手段であろう。
けれど、貧困層ではないが、ある程度バンクに使用料を払える客層なのかもしれない。一応、90%以上が銀行口座や不動産案件の「家族になんて渡したくない」最後の反抗期のような感じらしい。
ただ、配偶者や恋人に「幸せになって」という手紙と、「忘れないでいて」と写真のセットも多い。
正直残されたって…。幸せに生きようが、次の大切な人ができるか、縛れるものではないので、ある意味迷惑というか、めめしいな~という気もしなくもない。
大切な言葉は、生きてるうちに伝えてこそ、「生きる言葉」になる。中国四千年の血筋がそれもわからなくなったのかな。
【編集 : fa】
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