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こりゃラクだ!ソニーの「肩のせスピーカー」は“ごろ寝見”や“ながら見”に最高です

&GP / 2018年1月11日 22時0分

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こりゃラクだ!ソニーの「肩のせスピーカー」は“ごろ寝見”や“ながら見”に最高です

どんなに座り心地がいい映画館のイスでも、ついつい途中で姿勢をやや変えたり、脚を組み替えたりしてしまうもの。ましてや自宅のテレビを見る時なんて、できるだけ画面の前に拘束されず、食事をしたりゴロゴロしたりしながら気楽に見たいし、実際にそうしている人も多いのでは?

そんな、ごくごく現実的なテレビの視聴スタイルにうってつけなのが、一見マッサージ機のように見えなくもない(!?)ソニーの“ワイヤレス肩のせスピーカー”なんです。

“ワイヤレス肩のせスピーカー”はU字状のスピーカー本体と、テレビの音声を届ける送信機で構成されています。あらかじめ両機はペアリング済みなので、送信機とテレビをイヤホンケーブルでつなぎ、本体の電源を入れればセッティングは完了。一度セッティングすれば、テレビの音声は首に引っ掛けた本体から常に出力されるので、テレビからちょっと離れても音声だけはずっと聴こえたままなのです。

イヤホンのように耳を塞がないので、インターホンが鳴っても気づけるし、食事をしながらの使い方もOK。イヤホンを着けながら噛んだり飲んだりした時のような不快感は一切ありません。それにキッチンでの調理中に身につけておけば、大事なセリフを聞き逃さず、目当てのシーンを見逃す心配もないのです。

ちなみにゴロ寝状態での使用も意外にイケます。もちろん、仰向けになれば首から外れてしまうものの、うつ伏せや肩肘枕の姿勢なら大丈夫。寝転んでリラックスした姿勢でも音声だけは耳元でハッキリと聴き取れました。本体は約335gですが、そこまで重いとは感じません。

テレビ画面の前から気軽に離れられるし、ほかのことしてもダラダラした姿勢でもいい。テレビを気楽に見ている日常の延長線上で使える点が、肩のせスピーカーの長所のひとつと言えます。

気になる音質を、過去に20回は見ているであろう『もののけ姫』のブルーレイソフトでチェック。

最も驚いたのはセリフの明瞭さ。例えば、エボシとアシタカがタタラ場の隠れ家で対峙する際に話に割り込む“長”(おさ)の声。全身が包帯で巻かれていることもあり、かなりボソボソとした小声なのにしっかりと聞き取れました。心なしか長の名言がいつも以上にグッときます。

それに細かい効果音もしっかりと再生します。アシタカの顔の上に枯葉が落ちた時の「カサカサッ」とした些細な音も、小さい音ながらもキチンと聞き取れるので、いつになく「シシ神の森にいる」ような感覚を味わえました。

また内蔵の“パッシブラジエーター”によるバイブレーション機能も時折“いい仕事”をします。例えば、猪たちに炸裂する地雷の爆発シーン。大きな衝撃音と連動して本体がブルルルルッと震え、つい「お、おぅ」と身構えちゃいました。体に直接伝わる振動が程よい緊張感を生んでいるからこそ、何度も見ているはずなのに不覚にもガクブルしてしまったわけです。

▲スピーカー本体は連続で約7時間可能。バッテリーが切れた際には専用の充電台でチャージする。充電は最大3時間

▲右側には電源と振動の強さを3段階で変えられるボタンを配置。音量は左側のボタンで調整できる

▲ちなみに送信機にスマホや音楽プレーヤーの接続も可能。送信機につないだスマホで音楽を流し、本体をドアに引っ掛ければ、ワイヤレススピーカーのようにも使える

 

*  *  *

ちなみに、5.1chのサラウンドスピーカーやテレビ前に置くバータイプのスピーカーのような「音に包まれる臨場感」とは違うので、そこまでを期待する人にはお勧めできません。ただし、導入のしやすさや使い勝手の良さとともに、2万円ちょっとの出費で毎日の鑑賞時におけるサウンドがアップグレードされることを考えれば、十分買いかもしれません。

>> ソニー「ウェアラブルネックスピーカー SRS-WS1」

 

(取材・文/ナゴヤリュータ)

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