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5月3日は憲法記念日 札幌でも改憲派と護憲派が集会 あなたはどう考える?

HTB北海道ニュース / 2024年5月3日 21時38分

(c)HTB

5月3日は憲法記念日です。憲法を改正すべきかどうか、意見が別れる一方で、議論から距離を置く人も少なくありません。

1947年5月3日に施行された日本国憲法。これまでに改正されたことは、一度もありません。3日午前の札幌・大通公園では市民団体らが集会を開き、憲法改正の「反対」を訴えました。

北海道平和運動フォーラム・山崎俊一代表:「いま日本がすべきは、血を流さない世界唯一の武器と言っても過言ではない平和憲法で世界平和に向けた厳しい戦いに先頭に立って進むことです」。

いわゆる「護憲派」の集会。このさなか…。

廣瀬美羽記者:「ヤジの音が大きくて、護憲派の集会の音が聞こえづらい状態になっています」。

現れたのは右翼団体の街宣車です。演説が遮られ、警察が警備を強化する場面も。現場に緊張が走りました。

そして、午後。こちらは札幌市内で「改憲派」が主催した講演会です。憲法改正の必要性を訴えました。

ジャーナリスト・谷口智彦さん:「3分の2(の議席)を持っているだけでなくて、総理大臣に覚悟と力はあるか。覚悟と力があっても、他に目白押しの重要な法案があったら、そっちにかまけてるうちにできなくなる」。

共同通信社が5月1日にまとめた世論調査では、「改憲の必要性」について「ある」と答えた人は75%でした。ただ、憲法改正について、はっきりとした意見を持っている人ばかりではありません。

記者:「きょう憲法記念日なんです」。

道民:「あ、そうなんですか」。

記者:「護憲派、改憲派というのは分かりますか?」

道民:「なんとなく選挙の時に政治家の人が言ってるのを聞いて、みたいな」。

記者:「憲法について考えることはありますか?」

道民:「あまり考えたことないです。考えてもそこまで変わらないかなって、思ったりもするので」。

岸田総理は、自らが総裁任期を迎える9月までに憲法改正を目指すとしていますが…。

岸田総理:「憲法改正について、時間的な制約を考えますときに危機感を感じている。自民党総裁の任期中に改正を果たしたいという思いは、いささか変わっておりません」。

これまでに一度も改正されていない日本国憲法。改憲か、護憲か、議論は進むのでしょうか。

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