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国内4年ぶりとなる永戸鉄也氏による個展「lodestone」を東京・中目黒の104GALERIEにて開催中

IGNITE / 2024年3月15日 0時45分

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104GALERIEでは、3月30日(土)までの会期で永戸鉄也氏による個展「lodestone」を開催中だ。

この機会に、国内4年ぶりとなる永戸鉄也氏の個展をチェックして欲しい。

デジタルコラージュ作品と、そこから作り上げた立体作品も展示

永戸氏のこれまでの104GALERIEでの二度にわたる個展では、コンセプト、プロジェクトベースの作品を発表してきた。前回の個展からおよそ4年ぶり、3度目の個展となる同展で紹介するのは、永戸氏の主軸とも言える純粋なコラージュを中心とした作品となる。

また、新たな展開として昨年制作したデジタルコラージュ作品と、そこから作り上げた立体作品も観ることのできる機会となる。

コラージュ作品を長い間探求してきた永戸氏

永戸鉄也氏はコラージュ作品を長い間探求してきた。その素材は永戸氏が収集してきた膨大な量と種類の印刷物だ。印刷物は本来持っていたコンテクストから分断され、色や質感といった情報が感覚的な記号として永戸氏の意識の中に取り込まれる。

そして紙の分解や加工、再形成などの作業、いわば現実の世界と非現実の世界を行き来しながら繰り返される無数の動作を通じて、新たな意味やイメージを持ったコラージュ作品としてアウトプットされる。永戸氏の作品を通して、鑑賞者は“既存のものを変容させる意識”や日々を過ごしていながら“別世界からの視点”を感じることができるのだ。

磁力のシンボル6点を投影

同展のタイトル「lodestone=天然磁石」には、永戸氏が作品制作において常に感じている微弱なエネルギーの流れや磁力といった重要な意味が込められている。メインとなる作品は、永戸氏の考える生と死から解放された思考の世界から生まれた磁力のシンボル6点が投影されている。

作品を作ることも、素材を手に入れることも、自分に吸着される何らかの力があって、作品が勝手に出来上がる様な感じがする。紙の破片が磁力で吸い付くかのようだ、と永戸氏は言う。

Lightning 2024 mixed media collage on panel, framed 117 x 73 cm ©Tetsuya Nagato

Cleopatra 2022 SLA (硬化性フォトポリマー) industrial paint and acrylic paint 70 x 120 x 130 cm ©Tetsuya Nagato

これまでコラージュアートに向き合ってきた永戸鉄也氏の多角的なアプローチによる作品群となっている同展に足を運んでみてはどうだろう。

永戸鉄也「lodestone」
会期:開催中~3月30日(土)
営業時間:11:00~17:00
休廊日:日曜・祝日
会場:104GALERIE
所在地:東京都目黒区青葉台1-20-4 FORCEビルB1F
公式サイト:https://104galerie.com/exhibitions/loadstone/

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000041082.html

(角谷良平)

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