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佃井皆美がカッコいい! 仮面ライダー鎧武/ガイム!

インフォシーク / 2014年2月10日 17時30分

佃井皆美は、現代の志穂美悦子になるのか!? ひとまずこの似顔絵、結構似ているように思うのですが…いかがでしょうか?

1987年。三井のリハウスのCMで宮沢りえを見たとき、猛烈強烈に気になった。その後、彼女があっという間にブレイクしたときは、「ははぁ、オレが認めた女だからな! 売れて当然だろう! ダッハッハ!」と鼻をふくらましてエバったものだ。

まぁ、今思えば、私のように彼女のことが気になり、鼻をふくらました男子が全国に山ほどいたから、彼女はブレイクしたのである。私の想いなんぞ、関係ないのだ。青き春的勘違い的バカさ加減である。

25年も前の話をしてしまったが、そういえば1994年のサントリーオールドのCM(これは20年前です)で、田中裕子が自転車のチェーンをいじっているところに大森南朋がやってきて、お互いになんだか気になる気になる…という遠い日の花火ではない良きCMがあったが、このように、気になる人はふと現れる、というのが人生のようである。

私は毎週、仮面ライダーを見て記事を書いているわけだが、今放映している仮面ライダー鎧武に気になる女性が、ふと現れた。

仮面ライダーマリカ・湊曜子役の佃井皆美である!

ショートカットにクシャクシャッしたパーマ、挑戦的な表情で、ミニスカートで回し蹴り!後ろ回し蹴り! 中段突き! あたりをクルクルクル! バシバシバシバシ! と相手に当てて次々とやっつけていく。なんだかとても強い女性なのである。

彼女は主人公の敵役であるからして、主人公としては強くて困った相手なのだが、いやいや動きがホントにスゴイ! …と思ったら、ジャパンアクションエンタープライズ(元ジャパンアクションクラブ)の女優であった! …な、なんと、スーツアクター(仮面ライダーの中の俳優)も同時にこなしているという! どおりで! なるほど! しかしホントにスゴイな、現代の志穂美悦子だな! という感じなのである。

彼女の登場は、日曜朝に子供に叩き起こされイヤイヤ仮面ライダーを見ているお父さん方にとっては、いやぁ、なんだかんだ言って今朝は爽快! 早起きしてよかったなぁ! と思わせるのである。

それにしても。と、ふと思う。

世の中には、なんだか気になる人もいれば、すぐに忘れてしまう人もいる。突然電話がかかってきて、「お久しぶりです!」と親しげに言われて、「…誰だっけ誰だっけ誰だっけ」と内心狼狽するのは、精神的身体的プライド的に大変よろしくない。

この違いは何なのか! というあたりを考えてみると、やっぱり記憶に残るほどその人独特のものが前面に出ているか、というところに帰結するように思う。

実は昨年夏ごろ、冒頭に記した宮沢りえさんに、偶然会った。冒頭では呼び捨てにしていたが、「会った」と書いた途端に「さん」付けするあたり、THE・大人の対応である。

会った場所は東映撮影所内。今年3月に公開される実写版「魔女の宅急便」の撮影見学に行ったとき(あ、ついでに書いておきますが、私、実写版「魔女の宅急便」をテーマにしたフリーペーパーを作成しています。全国に配布されています。どこかで見かけたら、楽しんでください!)、スタジオから宮沢りえさんが出てきて、その場の流れからなんとなく立ち話をしたのだ。

宮沢りえさんは、自然体であった。彼女の周りには少しゆっくりとした時間が流れていて、その時間の中に身体をゆだねている。そんな印象を持った方であった。

そして私は、こうしていまだに、宮沢りえさんのことを覚えているのである。

なるほどこれも、その人独特さ、である。

佃井皆美の場合、ミニスカートアクションもお父さん方の記憶の髄にヒュルっと入り込んできた要素のひとつであるから、ジャパンアクションエンタープライズとして彼女が継続してきた鍛練的訓練的ストイック的実力がその人独特さにつながっている、とも言えるだろう。

その人独特さ、を出せなくて悩む人は、意外と多い。私って何だろう、ということである。

ただ、一つ言えるのは、宮沢りえ(…さん)にしても、佃井皆美にしても、特にそんなことを意識していないのではないか、ということだ。自然で素直で、ただその場に存在することに集中している。そんなように思う。

現代社会は、会社の中でも学校でも、とにかくシステムにカッコつけてその人独特さを消す傾向が多いが、そんなこと全部取っ払って、常にその場に存在していきたいものである。

なんだか深刻に書いてしまった! おかしいな。私が一番書きたかったのは、佃井皆美がカッコいい! 気になる気になる! である。

日曜朝に起きられたら、一度、ご覧アレ。

【バックナンバー】仮面ライダー徒然草はこちら

ガッケンター
1973年1月生まれ。芸術家。ライター。MC。芸術活動のかたわら、仲間と協力してゆるゆる映画応援サイト「ガッケンターサイト」、フリーペーパー「ガッケンターニュース」、映画監督や俳優もゲスト出演する「ガッケンターTV」(インターネット)を展開。

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