“Xperiaの父”も加わり日本攻略に本腰のNothing スマホ/イヤフォンの両軸が強みになるワケ
ITmedia Mobile / 2024年4月20日 6時5分
とはいえ、当初は目新しかったデザインやギミックも、何世代も続くと飽きられてしまう恐れが大きくなる。日本市場でもそれは同じだ。次にNothingが他社と差別化していけるのはどこになるのか。ペイ氏は「この数年でソフトウェアの成熟を達成できた。世の中にあるAndroidの中で、最良のものが作れていると自負している」と語る。黒住氏も、Nothing EarやNothing PhoneのChatGPT対応を挙げ、「ここまでシームレスにChatGPTを融合させているメーカーはあまりない」と話す。
ペイ氏は、「今後もそういった形のものはたくさんやっていきたい」としながら、生成AIへの期待をのぞかせる。
「モバイルのテクノロジーはそこまで姿を変えていないが、生成AIが出てきて、可能性の領域が広がっている。イノベーションの動きが活発化しているので、その先端を走り、自分たちの中に取り入れていきたい。生成AIにはエンジニアも必要で、そこはコストもかかるところ。強いとはいえないが、全力を尽くしたい」
対話型のAIを上手に統合できれば、スマホとワイヤレスイヤフォンの両方を主軸に据えているNothingの強みになる。黒住氏も「両方出している意味が出てくる。そこはNothingが時代を切り開きたい」と語る。ChatGPTの統合はあくまで、その最初のステップ。AIの統合は「野心的なロードマップを描いている」(同)というだけに、今後の展開にも注目したい。
外部リンク
- ChatGPT対応ワイヤレスイヤフォン「Nothing Ear/Ear (a) 」発表 Ear (a)は1万4800円でLDACコーデック/ハイレゾ音源にも対応
- 6.7型スマホ「Nothing Phone (2a)」の先行予約者向け出荷がスタート おサイフケータイ対応で約5.6万円
- 「Nothing Phone (2a)」発表 MediaTekの「Dimensity 7200 Pro」採用で、5万5800円から
- 光る透明スマホの最新モデル「Nothing Phone (2)」発表 Snapdragon 8+ Gen 1搭載で7万9800円から
- 「Nothing Phone (2)」のカメラを検証 基本画質は優秀、他のスマホにはない撮り方も
この記事に関連するニュース
-
佐野正弘のケータイ業界情報局 第126回 日本への注力を打ち出すNothing、厳しい日本のスマホ市場がチャンスになるワケ
マイナビニュース / 2024年5月6日 15時0分
-
Nothingが東京で見せた“本気”!おサイフ対応「Phone(2a)」に続き音質を極めたイヤホンを発表
&GP / 2024年4月20日 9時0分
-
コードネームはポケモン!? 日本に本格参入のNothing CEO カール・ペイ氏が影響を受けた日本文化
ASCII.jp / 2024年4月19日 18時0分
-
クオリティも真剣勝負 CEOカール・ペイ氏に聞く「Nothingのオーディオ戦略」
ASCII.jp / 2024年4月18日 19時45分
-
Nothingがワイヤレスイヤホン「Nothing Ear」と新製品「Nothing Ear(a)」を発表
ASCII.jp / 2024年4月18日 19時30分
ランキング
-
1JR東日本の「JRE BANK」 太っ腹すぎる特典と、漏らさず手に入れる方法
マイナビニュース / 2024年5月17日 17時30分
-
2「ペット投票」に反応しないで LINE公式がアカウント乗っ取りの注意喚起
おたくま経済新聞 / 2024年5月17日 16時0分
-
3小室哲哉も視聴済み 「Get Wildだと思ったらにんげんていいなだった」が約20万再生の人気で「このセンスほんと好き」「最高www」
ねとらぼ / 2024年5月16日 20時30分
-
4NHKネット配信、改正放送法成立で必須業務化 - TVなくてもスマホ/PCで見るなら受信料必要に
マイナビニュース / 2024年5月17日 18時20分
-
55月18日は東京国立博物館や東京国立近代美術館の常設展が無料に! 「国際博物館の日」の記念事業で
ねとらぼ / 2024年5月17日 15時50分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください