1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. IT総合

4万円を切ったXiaomiの「34インチ曲面ゲーミングモニター」がビジネス用途にも使えそうな件

ITmedia NEWS / 2024年4月26日 18時46分

 これを理解しておくと、今回のXiaomiのモニターがなぜ34インチに設定されたのがよく分かります。そう、16:9のディスプレイで27インチのものを使っていた人が、21:9のディスプレイに切り替えた時、過不足なく感じることができるのが、ちょうど34インチなのです。

 そして、3万9800円という価格は、同等レベルのスペックの場合、他社製品だと27インチになる価格帯。なんともうまい値付けです。

●湾曲画面は仕事に使える?

 ゲーミングモニターの特徴の一つである横幅の部分はこれでご理解いただけたかと思います。ただ、もう一つの大きな特徴である画面の湾曲はどうでしょうか。これはビジネス用途では不要、もしくはデメリットになるかもしれない部分です。

 ということで、こればっかりはスペックの数字だけで考えても分からないので、今回実機をお借りしてきました。

 ディスプレイというのは、ダンボールが届くと「なんて大きなものを注文してしまったのだろうか」と後悔しがちなものですが、ウルトラワイドディスプレイともなると、さすがに“細長い”です。ダンボールに、ディスプレイを箱から出す時やセットアップの手順が描かれています。これは親切ですね。

 組み立ては簡単でした。脚の下の方にある穴にケーブルを通すときれいにまとまります。またディスプレイの高さ調整はけっこう幅があり、これならアームなしでも、自分の好きな高さに調整できそうです。

 背面はとりあえず光ります。この辺はいかにもゲーミングディスプレイ。光のオン/オフ、色などは設定可能です。なんでも、これは部屋を暗くしたときに背面の壁を光らせるための物なのだそうです。

 ケーブルをつないで、画面が表示されるようにしました。まずはゲームと映画を試してみようということで、すぐに起動できる「8番出口」を軽くプレイ。映画は、Netflixで21:9の画面比率になっている映画を探すと「フェラーリVSフォード」がレースシーンもあるので、テストにちょうど良かったです。

 そして、テストのつもりだったのにフェラーリVSフォードを半分ぐらい見てしまって、なるほど湾曲ディスプレイによる没入感というのは、こういうことなんだなと、すっかり味わってしまいました。部屋を少し暗くして、音を大きめにすると、上出来の視聴環境でした。

 で、この記事の目的はそっちではないので、ウルトラワイドディスプレイに合ったビジネス用途での作業環境を試してみます。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください