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オバマ流の現実主義か? 安倍首相真珠湾電撃訪問

Japan In-depth / 2016年12月8日 18時0分

ただしこの現実主義の問題は、本質的に利己的(国内問題を優先させるという意味において)なため、利害の一致は必ずしも合意を意味しないことだ。つまり、この現実主義においては、合意によって成立つ「同盟」は、二の次である。


来年1月にはトランプ政権が発足する。選挙期間中、在日米軍撤退にも触れているトランプ氏の政策に、今回の真珠湾首脳会談はどう影響するだろうか?上記の分析が間違っていないならば、新旧大統領の政策は、実は方向性としてはさほど相違ないことになる。


一方真珠湾への日本の首相の訪問は、おそらく日本人が思っている以上に米国ではシンボリックな意味を持つ。9.11は、真珠湾攻撃になぞらえられ、オサマ・ビンラーディンは広島を引き合いにテロを正当化したのだ。だとしたら「戦後の終結」は、日本はついに、本当に、米国の敵ではなくなったことを演出するという意味において、同盟の是非について、新大統領により大きな裁量を与える結果になるかもしれない。

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