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バイデン大統領の記憶力はやはり貧弱

Japan In-depth / 2024年2月20日 23時0分

この報告の意味は重大だった。司法長官の任命した特別検察官が1年余りの捜査の結果としてバイデン大統領の記憶が衰えている、という判断を公式に打ち出したからである。だからこそ一般の記憶力を有する人物であれば当然、起訴という措置をとるところを記憶力衰退という理由で不起訴にした、というのだ。





この判断は当然、民主党支援の主要新聞や主要テレビをも含めてアメリカの全メディアが大々的に報道した。最も激しい反発を見せたのは、当然ながらバイデン大統領自身だった。早速に記者会見を開いて「私の記憶力は衰えていない」と強調した。大統領側近の法律家集団もハー検察官宛に抗議の声明を送った。だがそれでも「バイデン大統領の記憶力」という課題はもともと欠陥があったところに公式と呼べる断定が下されたしまった格好となった。大統領としての記憶力は当然、統治能力の重要部分である。





バイデン大統領にとっては共和党のトランプ前大統領を相手にこれからまさに予備選の本番が展開するというこの時期に大きな打撃を受けたことともなる。





*この記事は日本戦略研究フォーラムのサイトに掲載された古森義久氏の論文の転載です。





トップ写真:ホワイトハウス南庭に大統領用ヘリコプターマリーンワンから降りる際、足元を確認するようなしぐさを見せるジョー・バイデン米大統領(2024年2月19日 アメリカ・ワシントンD.C.)出典:Chip Somodevilla/Getty Images




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