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【海外発!Breaking News】一日1本のベビーパウダーを食べてしまう“異食症”の女性(英)<動画あり>

TechinsightJapan / 2020年1月10日 5時50分

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このほどイギリスから、ベビーパウダーを食べることを止めることができずに悩んでいる女性の話題が届いた。15年前に突如ベビーパウダーを食べたい衝動に駆られた彼女は、今でも30分おきに食べてしまうのだという。『New York Post』『Metro』などが伝えている。

異食症の人は消しゴム、紙、砂、髪の毛といった物を定期的に食べてしまうようだが、英デヴォン州ペイントン在住のリサ・アンダーソンさん(Lisa Anderson、44)はベビーパウダーを口に入れることが止められず、一日に1本200グラム入りのジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)のベビーパウダーを食べてしまうという。

リサさんは5人の子を持つ母親だが今から15年前の第5子を出産してまもない頃、お風呂上がりの子供達にベビーパウダーをつけてあげていた。ところがある日、いつものようにベビーパウダーを使っていると粉がボトルの口から溢れるのを見た瞬間に、どうしても食べたいという衝動に駆られてしまったそうだ。

そしてベビーパウダーを手にとって口に運んでみたのだが、リサさんは当時のことをこのように振り返っている。

「私は突然“これを食べたい”という衝動に駆られ、自分を抑えることができませんでした。そして手にパウダーをとって舐めてみたところ、とても幸せな気分になって“まさに口にしたいものだ”と思いました。こんなに満足させてくれるなんて、私は今まで知る由もなかったんです。」

それからというもの30分おきに浴室に行ってはベビーパウダーを食し、その後は常に水を飲むということを繰り返した。日中だけではなく就寝中にも食べたい衝動に駆られて、少なくとも一晩に4回ほど起きて食べてしまうのだという。外出時にはベビーパウダーの代わりにミントタブレットを持ち歩いているが、ベビーパウダーほど満足はできないそうだ。

リサさんが口にするベビーパウダーはどれでも良いというわけではなく、J&Jのものが香りが良く食をそそるとのことだ。彼女がこれまでにベビーパウダーに費やした金額は8千ポンド(約114万2千円)にものぼるという。過去にベビーパウダーを食べずにいた期間はたったの2日間だけだった。

リサさんにはかつて交際中の男性がいたが、彼には秘密にして食べていた。しかし5年前、頻繁に浴室に行くリサさんを不思議に思った男性は彼女の秘密を知ることとなり医師に診てもらうよう説得し、昨年にリサさんはかかりつけの医師のもとを訪れた。医師からは鉄欠乏症、または強迫性障害(OCD)による異食症と診断されたうえにカウンセラーの紹介を受け、今月から治療を開始することになった。

なお『Metro』によると、ベビーパウダーは主にシリコン、マグネシウム、滑石(タルク)でできており、経口した場合は健康に害があるという。

リサさんは自分の異食症を公表することによって、他にも同じような症状で悩む人達に対して「長い間、自分に何が起きているかわからないまま過ごしてきましたが、やっとこの症状について理解することができました。私はただ、他の人にも自分だけではない、一人ではないんだということを伝えたいのです」とメッセージを送っている。



画像は『New York Post 2020年1月7日付「Woman spends $10.5K on baby-powder addiction, eats a bottle a day」(SWNS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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