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仕事も結婚もしない37歳女性。高齢母にもらう“お小遣い生活”の実情とは/びっくり体験人気記事

女子SPA! / 2024年3月3日 15時47分

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(左)サヤカさん、(右)真希さん

 女子SPA!で大きな反響を呼んだ記事を、ジャンルごとに紹介します。こちらは、「びっくり体験」ジャンルの人気記事です。(初公開日は2020年1月8日 記事は取材時の状況)

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 昨今、中年になった「ひきこもり」の子供の生活を、高齢の親が支えるというケースが社会問題化しています。また、ひきこもりまでいかなくても、仕事をせずに親に支えられて「ほとんど実家にいる」という人も相当数いるようです。

 今回、話を聞いたのは、名古屋で夫と2人の子供と暮らす高山真希さん(仮名・37歳)。東京出身の真希さんですが、5年前に夫の転勤で名古屋に引っ越してきました。真希さんが今、最も気がかりなのは、地元で幼馴染だったサヤカさん(仮名・37歳)が半ひきこもり状態になっていることだと言います。

◆失恋のショックで半ひきこもり状態に

「サヤカとは小中高とずっと同じ学校に通ってました。元々、サヤカは社交的な性格で学生時代もどちらかというと明るい女子の部類でした。そんなサヤカが変わり始めたのは20歳のとき、不倫関係だった男性と別れたのがきっかけでした。

 当時、私は大学に行きながら、サヤカはフリーターで同じ地元の居酒屋で働いていました。でも失恋以来、サヤカはバイトを休みがちになって家にひきこもるようになったのです」

 以来、サヤカさんと時々連絡はとっていたものの、真希さんが大学を卒業して就職と同時に距離は遠くなっていきました。

「それでもサヤカとは年に1回くらいは遊んでいたんです。サヤカは居酒屋をやめてからは働いていない様子でしたが、20代前半でプラプラしてるのもそんなに珍しくなかったので、私もそこまでサヤカのことを気にしていませんでした。

 といっても、いつ会っても10代の頃と変わらずフラフラしているサヤカとは世界が違いすぎて気持ち的には少しずつ距離をおいていたのかもしれません。やがて、私も仕事が忙しくなり、今の夫と付き合うようになってからはほとんど連絡を取らなくなっていき……いつの間にかサヤカとはもう疎遠なのかな、と思うようになっていきました」

◆実家暮らし無職のままだった

 真希さんがサヤカさんとふたたび連絡をとったのは29歳のとき、真希さんが結婚するときでした。

「招待状を送ろうと思い、久しぶりにサヤカに電話をしたんです。結婚式のことを言うと『行きたいけれど、いま仕事してないからお金がなくて行けないんだよね』と言っていました。聞くと20歳の居酒屋以来、1度も仕事をすることなく、まだ実家にいると言うんです。

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