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レクサス「ES」のマルチメディア強化! 内装刷新で「リモートタッチ」廃止 欧州で改良型発表

くるまのニュース / 2022年7月1日 19時10分

レクサス「ES」の改良モデルが欧州で発表されました。2023年モデルとして登場するESは、どのようなところが進化したのでしょうか。

■「Hey LEXUS」でつながる!

 レクサスの欧州部門は2022年6月30日、高級セダン「ES」の2023年モデルを発表。マルチメディアシステムのアップレートや内装の変更がおこなわれます。

 ESの改良モデルは、情報やコミュニケーション、エンターテインメントに直感的にアクセスできる新しいインフォテイメントシステムを搭載。

 さらに、Apple CarPlayによるワイヤレス連携に加え(Android Autoは有線接続)、クラウドベースナビゲーションと最適化された音声認識を初めて標準装備しました。

 クラウドベースのナビゲーションは、リアルタイムの道路・交通情報や目的地周辺の駐車場やガソリンスタンドの燃料価格といった情報にもアクセスすることが可能になります。

 また、マルチメディア機能として、オンボードアシスタント「Hey Lexus」を搭載し、音声コマンドで電話をかけたり、オーディオや空調を調整したり、インターネットで検索することが可能。例えば、「寒い」という声に反応して自動的にエアコンの温度が上がるなど、会話を理解するといいます。

 さらに、データ通信モジュール(DCM)が改良され、モバイルネットワークやインターネットとの通信を可能になりました。

 診断サービス「e-Care」を通じて常に車両をモニターすることで、万が一クルマに不具合が生じた場合、レクサス販売店とデータを共有し、ユーザーが希望する店舗に整備を予約することができます。

 また、DCMのアップグレードにより、スマートフォンアプリ「レクサスリンク」を使って、クルマにリモートアクセスし、ドアの施錠/解錠、ハザードランプの点灯、走行前のエアコンが設定できるようになりました。

 新型ESはインテリアも改良され、センターコンソールを変更。シフトレバー横に設置されていたタッチパッド式の「リモートタッチ」が廃止され、新たにカップホルダー(2つ)とUSB-AおよびUSB-Cポートが設けられます。

 なお、ワイヤレス充電トレイはコンソールボックスの内側から外側に移動しました。

 また、新たにアンモナイトサンドインテリアカラートリムのオプションが追加されています。

 ESの2023年モデルは、2022年8月に生産を開始。欧州では10月以降に納車される予定です。

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