北朝鮮の発射は極超音速ミサイル 「固体燃料化」完了を主張
共同通信 / 2024年4月3日 9時29分
【北京共同】北朝鮮の朝鮮中央通信は3日、金正恩朝鮮労働党総書記が2日、首都平壌郊外で極超音速弾頭を搭載した固体燃料式の新型中長距離弾道ミサイル「火星16」の発射実験を視察したと伝えた。日米韓が2日に発射を確認した弾道ミサイルを指すとみられる。金氏は、射程がさまざまな全ての戦術、戦略用などのミサイルを固体燃料式に転換し、弾頭を制御する技術開発が完了したと主張した。
全ミサイルの「核兵器化が実現した」とも言及。北朝鮮はこれまでも短距離を含む各種ミサイルへの核兵器搭載が可能だとしている。
固体燃料は発射前の燃料注入作業が不要で、兆候を探知されにくい。北朝鮮は既にICBMや短距離ミサイルに導入を進めている。着弾前の弾頭の動きを操作して迎撃を難しくする極超音速兵器などと固体燃料を組み合わせ、日米韓のミサイル防衛網を突破する狙いがある。
朝鮮中央通信によると、今回の新型は飛距離を抑え、約千キロ先の日本海に落下した。高度約101キロからいったん下降し、再び約72キロまで上昇する不規則軌道を描いた。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
金正恩氏、核兵器による反撃想定した訓練指導 準備態勢を高く評価
ロイター / 2024年4月23日 8時13分
-
金正恩氏が「戦術核」反撃指導 北朝鮮、放射砲で訓練
共同通信 / 2024年4月23日 6時55分
-
北朝鮮が戦略巡航ミサイル、「超大型弾頭」試験 国営通信報道
ロイター / 2024年4月20日 17時5分
-
北朝鮮、19日に巡航弾発射実験 「超大型弾頭」の威力確認
共同通信 / 2024年4月20日 9時31分
-
北朝鮮、黄海でミサイル発射実験=KCNA
ロイター / 2024年4月20日 7時5分
ランキング
-
1イラク石油・ガス田開発、中国企業のみが10カ所落札
ロイター / 2024年5月13日 10時5分
-
2米欧、ガザ停戦に向けイスラエルへの圧力足りず=トルコ大統領
ロイター / 2024年5月13日 13時13分
-
3ウクライナ東部ハルキウ州、避難者数千人に ロシア軍攻撃「ほぼ24時間」
AFPBB News / 2024年5月13日 18時13分
-
4スペイン・カタルーニャ州の独立派が過半数割れ 州議会選挙
産経ニュース / 2024年5月13日 8時53分
-
55期目プーチン人事の「狙い」 新国防相に経済通のベロウソフ氏、ショイグ氏から交代 「ウクライナ膠着で刷新感を演出か」
zakzak by夕刊フジ / 2024年5月13日 15時22分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください