夏こそ白湯を飲んで!白湯に加えるべき火照りを和らげる食材3つ
つやプラ / 2021年7月21日 12時0分
暑い季節は、ついつい冷たい飲みものに手が伸びてしまいますね。仕方がないことですが、冷たい飲みものを飲んで身体が冷えるのは一瞬のこと。本当に、身体から余分な熱を追い出したいときには、白湯を飲んでみましょう!
美容と健康に役立つ食スタイルを提案して17年の美養フードクリエイターである筆者が、チョイ足しでOKの、夏におすすめの白湯を3つご紹介します。
■冷たい飲みものでかえって暑い!?
冷たい飲みものを飲むと、身体が冷えて気持ちいいですよね。でも、その気持ちよさは長続きしていますか?
冷たいものが胃に入ることで、内臓から身体が冷えます。そのため身体は、体温が急に下がったと勘違いし、体温を戻そうとして、かえって身体が熱くなってしまうことも!
■暑いときこそ白湯を
暑く感じているときの水分補給には、白湯を飲んでみましょう。
体温より高い温度のものを胃に入れることで、身体の深部が暖まります。そうすると、身体は体内にたまった熱を体外に排出しようとして、自然と身体から熱が放出され、暑さで火照った身体が落ち着きます。
■白湯にチョイ足し!夏におススメの白湯
(1)ミント
清涼感のあるミントは、夏にピッタリのハーブですね。
東洋医学では、発汗によって体内に溜まった余分な熱や毒素を排出する働きのある食材とされています。
また、胃腸の働きを整える働きもありますから、夏バテ胃腸にも◎。
(2)レモンの皮
レモンの旬は冬ですが、レモンのさわやかな香りは夏によく合います。
東洋医学では、口や喉の渇きをうるおし、身体の熱を鎮める食材に分類されています。
レモンの皮には、果肉の部分より多くのポリフェノールが含まれているため、皮を白湯に入れて抗酸化力を高めましょう。普段余りがちな皮を有効活用できますよ。もちろん、スライスレモンを入れるのでも構いません。
また、レモンの香りには体内時計をリセットする働きもありますから、朝に白湯を飲む習慣のある方は、レモンを入れることで、気持ちの良い一日のスタートをサポートします。
(3)ショウガ
身体を温める食材と思われがちなショウガですが、生のショウガは、東洋医学では生姜(しょうきょう)と呼ばれ、手足などの抹消部の血管を広げて体内に溜まった熱を体外に排出する働きがあります。
暑さで身体に熱がこもってしまったときだけでなく、微熱を感じるときにもおすすめです。
暑いからといって冷たいものばかり飲んでいると、身体の深部が冷えて、かえって身体に熱をためてしまいます。暑いときこそ身体を冷やさず、余分な熱を体外に排出できる身体を作りたいですね。
(美養フードクリエイター・中医薬膳師 岩田まなみ)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
熱中症対策 カラダの水分を常に保つ意識が重要 いつもより排尿少ないと黄信号 濃い色や強い臭いの尿も脱水の指標 大塚製薬
食品新聞 / 2024年5月18日 9時47分
-
灼熱化する日本でいまから押さえておきたい熱中症対策キーワードは「暑熱順化」「水分補給」「内部冷却」
ガジェット通信 / 2024年5月17日 19時0分
-
「寝かしつけ」が大変すぎる…赤ちゃんの「眠くなったタイミング」を知る、とても簡単な方法
オールアバウト / 2024年5月6日 20時45分
-
豚肉で「水」をしっかり補って体内を潤わせ、のぼせを改善【健康長寿に役立つ高齢薬膳】
日刊ゲンダイ ヘルスケア / 2024年5月3日 9時26分
-
初夏だからこそ気をつけたい糖尿病の熱中症…暑熱順化が不十分
日刊ゲンダイ ヘルスケア / 2024年5月2日 9時26分
ランキング
-
1ワークマンの「機能的なサンダル」3選 2000円前後で買える、アウトドアでも活躍する優秀アイテム
Fav-Log by ITmedia / 2024年5月18日 9時55分
-
2煮物だけじゃない!スーパーフード並みの栄養価「切り干し大根」の意外な食べ方
週刊女性PRIME / 2024年5月18日 8時0分
-
3ヤマトHDを苦しめる「2024年問題」…大幅減益で株価も大幅下落(小林佳樹)
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年5月18日 9時26分
-
4有毒植物の“誤食”に要注意 死亡例も 農水省が注意喚起
オトナンサー / 2024年5月18日 20時10分
-
5紫式部に好意をもっていたからではない…10年無職だった紫式部の父・為時を藤原道長が大抜擢したワケ
プレジデントオンライン / 2024年5月12日 17時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください