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「あと少しだったのに…」ドラクエで世界征服目前までいった「惜しい魔王」は誰?

マグミクス / 2023年10月15日 21時10分

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■世界征服のために策を練っていた魔王も!

『ドラゴンクエスト』シリーズに登場する多くの魔王たちは、人間の住処を支配し、世界征服をもくろんでいます。そのために部下の魔物を派遣したり、人間を巧みに操ったりと、魔王たちはそれぞれ戦略を立てて目標のために行動しました。

 そしてそのなかには、世界征服まであと一歩というところまで迫った「惜しい魔王」も存在します。

『ドラゴンクエストVI 幻の大地』(以降、『ドラクエ6』)のラスボスであるデスタムーアは、世界征服のためにかなり戦略的な行動をとったことから、「ドラクエ史上最も有能な大魔王」などと言われています。

 デスタムーアは自身の脅威になりそうな場所を的確に狙い、人間が強い職業に就ける「ダーマ神殿」、強力な武器を所持する「メダル王の城」、究極呪文マダンテを伝える町「カルベローナ」という重要な施設を破壊しました。

 さらに人間が見る夢の世界を具現化したうえ、夢の世界にある先程の施設を封じ、この世界を統治する「ゼニスの城」も封印します。その徹底した策略により、デスタムーアは世界征服にかなり近づきました。

 しかもデスタムーアは人間の力を侮らず、自身の気配を消すという用心深さを見せます。自分は安全な「狭間の世界」に身を潜め、表立った行動は部下の魔王にやらせて世界征服を着々と進めました。

 それでも最終的には『ドラクエ6』の主人公たちに敗北しますが、つねに戦略的に立ち回ったデスタムーアは、世界征服の目前まで迫った大魔王でした。

 また、デスタムーアと同じように戦略的に世界征服を行い、惜しいところまでいったのが『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』(以降、『ドラクエ7』)のラスボスであるオルゴ・デミーラです。

『ドラクエ7』には陰鬱なストーリーが多いのですが、それは人間を絶望させて闇に堕とすというオルゴ・デミーラの策謀が影響しています。この手段で、オルゴ・デミーラは世界のほとんどを封印していきました。

 そのオルゴ・デミーラの支配を止めるために立ち上がった神さまは、伝説の英雄メルビンと4精霊とともに戦いを挑みますが、長い激闘の末に勝利したのはオルゴ・デミーラでした。狡猾な魔王は、なんと神さまとの死闘すら制したのです。

■主人公のいる島だけを見逃してしまったために……

『アルティメットヒッツ ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』(スクウェア・エニックス)

 神さまとの戦いの最中も、オルゴ・デミーラは魔物を使って順調に世界の封印を進めていきます。そしてついに、「エスタード島」を除く、世界全域を封印しました。

 しかし、この小さなエスタード島から主人公たちが冒険に旅立ち、やがて自身を倒すことになるとは夢にも思わなかったことでしょう。

 オルゴ・デミーラは「人間を絶望に追い込むこと」を重視したため、もともと自然豊かな無人島だったエスタード島を見落としてしまったのかもしれません。

 これが結果的にオルゴ・デミーラにとっての痛恨のミスになりましたが、神さまに勝利をおさめ、小さな島以外の世界を支配したことを考えると、本当に惜しかった魔王と言えそうです。

 今後リリースされる『ドラクエ』シリーズにも、さまざまな魔王が登場するはずです。彼らがどのような手段で世界を支配していくのかにも注目したいところですね。

(LUIS FIELD)

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