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悲しすぎる仕打ちも?『ドラクエ』勇者に敗れた魔王の「意外なその後」

マグミクス / 2023年11月6日 21時10分

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■意外なかたちで魔王が復活?

「ドラゴンクエスト」シリーズは、日本を代表する大人気RPGです。派生作品の人気も高く、2023年12月1日には最新作『ドラゴンクエストモンスターズ3 魔族の王子とエルフの旅』が発売されます。

 そんな「ドラクエ」シリーズに登場した歴代魔王は勇者に敗れたあと、さまざまなかたちで再登場を果たしているのをご存知でしょうか。そこで本記事では、実は滅びていなかった魔王や、意外なかたちで復活を遂げた魔王について紹介します。

『ドラクエ6』には、「ブースカ」という悪魔が登場します。そのビジュアルは魔王・ムドーのいわゆる「色違い」で、ラストダンジョン「ムーアの城」などに出現した強敵でした。

 これだけなら、単に見た目だけがムドーに似た、別のモンスターに思われますが、ニンテンドーDS版の公式ガイドブックのなかで、ブースカは「魔王ムドーの細胞を使って生み出された」と明かされています。

 ムドーは物語の前半で戦うことになるボスですが、実はブースカは、そのムドーの細胞を受け継いだ量産型のモンスターだったのです。

『ドラクエ 3』に登場するバラモスも、勇者に敗れた後に意外なかたちで復活を遂げています。

 バラモスは、魔物の軍勢を率いて地上を侵略した魔王でしたが、ネクロゴンドの居城で勇者に敗れました。しかしバラモスは、あくまで大魔王・ゾーマの配下に過ぎなかったことが判明し、勇者たちは、闇の世界となったアレフガルドにある「ゾーマの城」を目指します。

 このラストダンジョンで、勇者の前に立ちはだかるのが「バラモスゾンビ」です。すでに生前の面影はなく、スカルゴンのような骨の身体になってしまいましたが、その名はバラモスのしかばねだと示しています。

『ドラクエ10』のなかで見られる「まめちしき」では、バラモスゾンビについて「おぞましき闇のチカラが 勇者に敗れたバラモスに宿り しかばねが動きだした」と解説されています。

 ただし、すでにバラモスとしての意志はないようで、骨人形として動かされているとのことです。かつての魔王が道具のように扱われ、悲しい末路を迎えたことが分かります。

■『ドラクエ10』に蘇った「地獄の帝王」?

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『ドラクエ10』のVer.1.4以降に登場するボスモンスター「災厄の王」は、その容姿が『ドラクエ 4』『ドラクエ5』などに登場したエスタークに酷似していることから、「地獄の帝王」の成れの果てではないか、と言われています。

「災厄の王」は三つ目で頭部にツノがあり、両手に剣を持つスタイルなど、エスタークとの共通点がたくさんあります。ただし、体のいたるところにトゲがあったり、尻尾が生えていたりと、エスタークとは微妙に異なる部分もあるので、両者の関連性は謎に包まれています。

 とはいえ、『ドラクエ10』のなかで確認できる「まめちしき」には、災厄の王について「古き神話にうたわれる帝王の変わり果てた姿」と記載されており、「地獄の帝王」の二つ名を持つエスタークを連想させるワードが含まれていました。

 エスタークといえば、強大な力を強制的に引き出す「進化の秘法」を不完全な状態で使用したことで知られています。「災厄の王」の姿がエスタークと微妙に異なるのは、勇者に敗北した後も身体が進化を続けた結果……とも考えられます。

 真偽がさだかではない災厄の王はともかく、意外なかたちで復活を遂げた魔王は確かに存在しました。しかし、一時は魔物たちのトップに君臨した魔王の成れの果てが、あの姿だと思うと、なんだか切ない気持ちにさせられますね。

(マグミクス編集部)

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