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「チョコザップ」の快進撃が止まらない…常識を覆す“スマートライフジム”へ

マイナビニュース / 2024年3月28日 11時10分

画像提供:マイナビニュース

低価格ジム「chocoZAP(チョコザップ)」を武器に躍進を続けるRIZAPグループ(ライザップ)。

2023年4月~2024年2月のフィットネスクラブの倒産件数が28件と過去最多を記録する中(東京商工リサーチ調査)、チョコザップは飛躍的な成長を見せている。2022年7月に事業を開始してから、約1年7カ月で会員数は112万人(退会者は含まず)を超えた。

全国44都道府県でサービスを提供し、店舗数は1333店(2月14日時点)。4月下旬までに島根県、鳥取県、宮崎県にも進出し、全都道府県での出店を達成させる予定。24時間365日全店舗使い放題、着替え不要といった気軽さがウケている。

最近ではトレーニング機器だけでなく、セルフで行うネイルやホワイトニング、デスクバイク、マッサージチェアなど、さまざまな新サービスが登場している。かく言う筆者も1年以上前からチョコザップの会員で、1日5分の「ちょいトレ」を習慣化するように努めている。ただ、意識が低すぎてお手洗いだけを借りて帰る日もある。それくらい気軽に行ける場所だ。

チョコザップ事業は収益面でも成長を見せており、2023年11月以降、単月黒字を継続させている。瀬戸健代表取締役社長は2月の決算会見で「やっと黒字化しスタートラインに立てた。投資を続け来期から成長を再加速していく」と意気込みを見せた。

同社は東証プライム市場への上場に向けた準備も進めている。瀬戸社長は3月15日に立会外分売で604万100株を売却(価格は1株377円)し、同社の流通株式比率を35.6%(分売前は34.6%)まで上昇させた。東証プライム市場の上場要件である流通株式比率35%以上を満たした。

加えて瀬戸社長は、売却益で1株194円の新株予約権を行使し、最大106億円の資金調達を実施する予定。この資金をチョコザップ事業への投資に充てるとしている。今後3年間(2025年3月期~2027年3月期)で同事業に400億円を投じる予定だ。

フィットネス業界に一大旋風を巻き起こしたチョコザップは、今後どのように進化してくのだろうか。
カラオケや洗濯、MRI検査ができる「スマートライフジム」へ

ライザップは3月28日、東京都内で記者会見を開いた。同会見では「本当にジムなのか…?」と疑ってしまうほど、ジムの常識を覆す以下の7種の新サービスが発表された。

1. カラオケ
2. 洗濯・乾燥機(ランドリー)
3. ピラティス
4. セルフフォト
5. キッズパーク
6. トレサポ
7. 医療提携サービス「chocoZAPメディカル」

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