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現役保育士9割が警戒「4月こそ子どもの体調管理に注意すべき」 - 対策は?

マイナビニュース / 2024年4月10日 16時34分

画像提供:マイナビニュース

キリンホールディングスは4月10日、「春の子どもの体調管理」に関する調査結果を発表した。調査は2024年3月22日~3月26日、全国の20歳以上の保育士500名を対象にインターネットで行われた。同調査は、キリンが昨年5月より行っている、自分自身の体調を守るために重要な「免疫のケア」を啓発する官民連携活動「げんきな免疫プロジェクト」の一環として実施された。
○保育士9割「4月こそ子どもの体調管理に注意すべき」

現役保育士500名に「4月こそ、子どもの体調管理に注意すべきだと思いますか」と尋ねたところ、「思う」が52.4%、「どちらかと言えば思う」が38.8%となり、合わせて約9割(91.2%)が4月の体調不良を警戒していることが明らかとなった。

自由回答でその理由を聞いたところ、「新しい環境による緊張や疲れから体調を崩す子どもがいる」「新入園児がいたりと環境が変わることでの生活リズム・人間関係のストレスを感じていそう」など新生活による環境変化・集団生活の影響などが多く挙げられた。 また、「寒暖差などで体温調節が難しいから」「新年度が始まったばかりで、休みが多くなってしまうと、クラスに馴染みにくくなるから」など、気温の変化が激しい季節ならではの理由や、新生活で保護者も多忙な中、病欠を極力避けたいという保育士の配慮もうかがえた。

次に、実際に「4月の子どもは体調を崩しやすいと思いますか」という質問でも約9割(思う:46.4%、どちらかと言えば思う:44.2%)が「そう思う」と回答した。 その理由として「新しい環境に入り集団生活になれていないため、免疫力も低く感性症などにかかりやすい」、「親元を離れて、緊張や我慢をすることが増え、体も心も疲れやすいから」などが挙げられ、これまで家庭中心だった子どもが新しい環境で生活する上でさまざまな体調不良の原因があることが明らかになった。

また、「子どもの体調不良が続く場面を目にしたことはあるか」という質問では、「よくある」が43.4%と約半数、「ある」31.4%と「たまにある」の21.8%をあわせると96.6%と、ほぼ全員の保育士が経験をしていることがわかった。子どもだけでなく家族間で続く体調不良についても聞いたところ、「よくある」が30.2%、「ある」が34.0%と「たまにある」の30.6%をあわせると94.8%と、こちらもほぼ全員が子どもから親、親から子どもなどの家庭内感染により続く体調不良を経験。保護者のライフスタイルの変化も多い新年度は、子どもだけでなく、家族全員の体調管理の重要性がうかがえる。

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