1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. IT総合

LEITZ PHONE 3レビュー - スマホカメラをさらに極めた、ライカ監修スマホの第3弾

マイナビニュース / 2024年4月18日 23時40分

どちらかというと、作品作りだったり、映える写真だったり、写真にこだわりたい場合に有利なカメラでしょう。気軽に撮影しても問題はないのですが、Leitz Looksを使う場合は記録時間もかかるため、撮影を楽しむときに使いたい機能です。
アオリ撮影も手軽に

カメラ機能では、もう1つ新たに「ライカ・パースペクティブ・コントロール」機能が追加されました。

これは、カメラの角度を検出して傾いた被写体を補正するという機能です。カメラが傾いていたので被写体の水平が真っ直ぐになっていなかった……といった場合にも補正してくれるのですが、特徴的なのは被写体を認識し、その角度を補正してくれる点です。

この機能は本来、建物の傾きを補正するために使うもののようです。いわゆるアオリ撮影というものですが、カメラだと専用のレンズを使うことで下から見上げるように建物を撮影しても真っ直ぐに記録できます。これをデジタル処理で実現するのがパースペクティブ・コントロールです。同様に、人を撮影しようとして傾いていても、これを補正してくれます。

撮影時は画面内に枠線が表示され、その範囲内が記録されます。その枠から外れたところは記録されないので、枠線を確認しないと望んだ範囲が記録されないので注意が必要です。また、「見上げるような」写真で補正するというよりも、少し離れた建物を真っ直ぐにするぐらいのイメージです。

ハイパフォーマンスのスペック、アップデートも3年保証

スマホとしてはハイエンドに位置づけられます。SoCはSnapdragon 8 Gen 2、メモリは12GB、ストレージは512GB。SoCは前モデルから1世代新しくなりました。さらに新しいSnapdragon 8 Gen 3搭載スマホも出てきていますが、現時点ではハイエンドと言って差し支えないでしょう。

ベンチマークテストをしてみると、Snapdragon 8 Gen 2にふさわしい数字で、十分なパフォーマンス。実際に使っていて通常の作業に不満は感じません。その割には、特にLeitz Looksで書き込み時間が必要になる点は気にかかりますが、普段の作業でパフォーマンスに支障はないでしょう。

ディスプレイは6.6型有機ELのおなじみPro IGZO OLEDで、解像度はWUXGA+(2,730×1,260)。IPX5/IPX8相当の防水性能、IP6X相当の防塵性能に加え、おサイフケータイやQiのワイヤレス充電(2024年5月認証取得予定)もサポート。5G SAを含む幅広いネットワークに対応しますが、残念ながらミリ波は非対応です。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください