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オープンソースのCMS「Joomla 5.1」正式版

マイナビニュース / 2024年4月19日 16時54分

画像提供:マイナビニュース

オープンソースのCMS(Contents Management System)「Joomla!」は現地時間4月16日、最新バージョン「Joomla 5.1」と安定板「Joomla 4.4.4」をリリースした。最新版は公式サイトやGitHubサイトでダウンロードできる。

○コアアップデーターにTUFを実装、SEO/SEFなど多くの機能改善

多要素認証などのセキュリティやテンプレートの高速読み込み、キャッシュ管理などによるパフォーマンス向上、アクセシビリティの改善を行った「Joomla 5」の最初のマイナーバージョンアップ版となる「Joomla 5.1」。新規にJoomlaコアアップデーターにCloud Native Computing FoundationのプロジェクトであるセキュアなTUF(The Update Framework)を用いた仕組み(#42799)の導入、SEO関連ではURLの末尾にスラッシュを付ける「trailing slash」動作の追加(#42702)、index.phpを削除しコンテンツURLの重複を回避する機能(#42704)、SEF(Search Engine Friendly)関連では、SEFプラグインの追加オプションに関する通知をグローバル設定に追加する機能(#42832)などが実装されている。

CLI(Command Line Interface)関連では、コア更新チャネルを管理するコマンドを追加(#42597)した他、Core Update コマンドの出力の改善(#42601)、拡張チェックコマンドの更新(#42844)などが行われた。Webアプリケーションフレームワーク「bootstrap」関連では、Modal(モーダル)コンポーネントで、新しいダイアログへの置き換え行われ複数の改善・修正が行われている。プラグイン等のアップデートに関しては、「Jooa11y」アクセシビリティチェッカー プラグインを最新の「Sa11」に更新、フォントとアイコンツールキット「FontAwesome」を6.5.1に、WYSIWYGエディター「TinyMCE」を6.8.3に更新している。上記以外の詳細な更新情報はGitHubサイトで確認可能。ダウンロードサイトやGitHubサイトでフルパッケージ版を新規インストールするか、アップグレード版をダウンロードして、要件を確認した後、管理画面の「Joomla Update」でダウンロードしたファイルを活用しアップグレードできる。
(竹中貴一)

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