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新生「GeForce Now Ultimate」レビュー、ほとんどローカル動作級の高レスポンス

マイナビニュース / 2024年4月23日 8時0分

今回はWindows 11 Pro(23H2)環境でGeForce Now専用アプリを使用している。ハードウェアはCore i9-14900KとGeForce RTX 4080の組み合わせ。GeForce Nowと通常でプレイとの差を体感しやすいようにハイスペック構成にした。

実際のプレイではどうなのか。筆者の仕事場はケーブルテレビの下り600Mbps、上り90Mbpsのプランを利用している。下りは実測でほとんどの時間帯で400~500Mbps出ているそこそこの高速回線だ。自分のインターネット回線がGeForce Nowに適しているかは、アプリの設定にある「ネットワークをテストする」を実行することで確認できる。

実際にApex Legends(フルHD/240fps設定)やCall of Duty Modern Warfare 3(4K/120fps/HDR設定)、サイバーパンク2077(4K/120fps/HDR設定)でプレイしてみた。反射神経の衰えを隠せない40代後半のおっさんゲーマーであることを差し引いても、ローカルでプレイするのと変わらない変わらない感覚だ。フレームロスやパケットロスが発生することもあるが、プレイ中に気になるレベルではない。

ちなみにゲームにおける画質設定はユーザーが自由に変更できるが、標準ではGeForce Nowでのプレイに適した設定が適用されているようだ。筆者がサイバーパンク2077で4K解像度かつ、プリセットの最上位設定である「レイトレーシング:オーバードライブ」に設定してプレイしようとしたところ、描画負荷が高すぎるのか何度やっても通信が途切れてしまった。基本的にはデフォルト設定でプレイするのがよさそうだ。
○Core i3のノートPCやAndroidタブレットでも快適プレイ

ほかのデバイスでも試してみた。ひとつはレノボのIdeaPad Slim 550iだ。14型のフルHD液晶(60Hz)でCPUはCore i3-1115G4、メモリはDDR4-3200が8GB、グラフィック機能はCPU内蔵のUHD Graphicsとゲームプレイには向かないビジネス向けのノートPCだ。ワイヤレス機能はIEEE 802.11ac/a/b/g/nといわゆるWi-Fi 5までとなる。

それでも、GeForce Nowをワイヤレス接続でまったく問題なくプレイできた。Core i3のノートPCでサイバーパンク2077でレイトレーシングを有効にして快適に遊べるには、ちょっと感動するレベルだ。

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