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「幸せホルモン」はがん細胞を除去する…劇的寛解者が実践した"薬と同じくらい効果がある"1日5分の習慣

プレジデントオンライン / 2023年11月3日 9時15分

※写真はイメージです - 写真=iStock.com/FatCamera

全米で23万部のベストセラー本を著したがん研究者ケリー・ターナー氏は、がんが劇的に寛解した1500以上の症例を分析。世界中の数百人ものがんサバイバーたちにインタビューした結果、奇跡的な回復を遂げた患者たちには10の共通点があることがわかった。そのうちの一つが、「ポジティブな感情を高める」ことだった――。

※本稿は、ケリー・ターナー『がんが自然に治る10の習慣』(プレジデント社)の一部を再編集したものです。

■1日5分の幸せを日常生活に取り入れる

インターネット上で猫の動画が大人気なのは、現代人が手っ取り早い喜びを必要としているからです(「猫の動画」で検索すると37億件もヒットします)。

私たちが幸せを感じたいと思うのは、それが人間の自然な姿だからでしょう。私たちは笑うことや喜びを感じることが大好きで、遊んでいる子どもたちは人間の自然な幸せな状態を体現しています。

しかし、大人になった私たちの多くは、こうした喜びや安らぎを感じられなくなっています。人生と、それにともなうすべての責任や締め切り、プレッシャー、請求書などが、私たちに重くのしかかり、心をかき乱します。そこにがんの診断が加わると、「人生における幸せって何なのだろう?」と考えはじめてしまうでしょう。

実際、現代の大人たちは、かつてないほど不幸せになっています。

うつ病や自殺の発生率は驚くべき速さで上昇(※1)。世界保健機関(WHO)は、世界中で3億人以上がうつ病に苦しんでいて、精神疾患のおもな原因であると指摘しています(※2)。悲しいことに、がん患者はうつ病や自殺の影響を受けやすく、その割合は一般の人の倍です(※3)

うつ病はがん診断の副作用として理解できるものですが、劇的寛解を経験した人たちは、1日に少なくとも5分間、意図的にポジティブな感情を高める行為が、診断によって引き起こされたうつ病を打ち消すのに役立ったと報告しています。

劇的寛解者たちは、たとえほんの一瞬でも自然な喜びの状態に戻ることが、身体の回復に不可欠だったと考えているのです。この理論は数十年にわたる科学的研究によって裏付けられていて、あとで詳しく説明します。

■前向きな感情は免疫システムの”ロケット燃料”

劇的寛解を果たした人々にとってポジティブな感情とは、喜びや幸福、満足、平和、感謝、笑い、愛などです。彼らはしばしば、お笑い番組を見て数秒笑うなど、より短期的なポジティブな感情からはじまり、その後、日常的に幸せを実践することでより継続的な平安と満足感が増します。

著書『がんが自然に治る生き方』の中で私は、「前向きな感情は、免疫システムのロケット燃料のようなものだ」と書きました。

ストレスや恐怖を感じると、身体は「闘争・逃走」モードに入り、自分自身を癒やすことができなくなります。これは科学的に確立された事実であり、その逆もまた真なりです。

ポジティブな感情は、こうした心理状態から抜け出し、「休息と回復」の状態になるのに役立ち、免疫システムの治療能力を著しく向上させます。本稿では、愛や喜び、幸せなどの感情を経験したときに身体の中で何が起こるかについてまとめました。

ポジティブな感情を抱くと、まず脳からセロトニンやリラキシン、オキシトシン、ドーパミン、エンドルフィンなどの癒やしのホルモンが血流に分泌されます(※4)

幸せホルモンとも呼ばれるこれらの「癒やしホルモン」は、体内の細胞に対して次のような治癒活動を開始するように命じます。

・血圧、心拍数、コルチゾール(ストレスホルモン)の値を下げる
・血液の循環をよくする
・呼吸を深くして、血液中の酸素濃度を高める
・より多くの栄養素を吸収するために、消化を遅らせる
・白血球や赤血球、ナチュラルキラー細胞の数と活性度を高め、感染症を除去し、がん細胞を探し出して破壊する(アポトーシス)ことにより、免疫システムを強化する(※5)

■「幸せな人は長生きする」は研究で実証されている

こうした生理的な変化は、短期的にも長期的にもあなたを助けてくれます。幸せな人は長生きする、ということは多くの治療者が昔から知っていたことでしたが、数々の研究によって明らかにされています。

最近のある研究では、高齢者が平均的な日に幸せを感じていると自己申告した場合、5年間で死亡する確率が最大35%減少しました(※6)。国連による「世界幸福度報告(2019年)」のランキングで、世界で最も幸福度の高い上位10カ国は、平均寿命の上位20%にも入っています(※7)

多くの寛解者は、がん細胞は単に健康な細胞がダメージを受けたもので、修復して治す必要があると考えています。しかし、従来の医学では、がん細胞は損傷を受けた細胞であることには同意するものの、がん細胞は修復不可能であると考えられています。

がん細胞は毒素やウイルス、細菌、ミトコンドリアの障害、または遺伝子変異のいずれかによって損傷しているため、化学療法や放射線、手術によって破壊しなければならないというのが従来の医療の考え方です。この考え方では、がん細胞は身体から切り離されており、攻撃に値すると仮定しています。

しかし、多くの治療者や劇的寛解者たちは、がん細胞はかつて健康な細胞だったので、破壊するのではなく治癒すべきだと考えています。

■がん患者が抱く恐れや罪悪感

注意しなければならないのは、劇的寛解を果たした人たちは、つねに幸せを感じている楽観主義者ではないということです。健康上の危機を経験しているときに、いつも幸せな気分でいることは不可能でしょう。

その代わりに劇的寛解者は、歯を磨く習慣と同じように、数分間の幸せを日常生活に取り入れるよう意識的に努力しています。彼らは幸せを、生まれ持った性格やその時々の気分ではなく、毎日練習しなければならないスキルと見なしています。

そのため、彼らは毎日少なくとも5分間、何らかの方法でポジティブな感情を高めるための時間を確保しているのです。

劇的寛解者は毎日5分間、幸せを感じることを自分に許すことで、「病気を治そうとしている人はつねに幸せを感じようとすべきだ」という誤った考えを回避できます。

多くの患者は、「毎日、毎秒幸せを感じなければ、がんが進行してしまうのではないか」という怖れや罪悪感を抱いている可能性があります。中には「幸せそうな顔をして」、ネガティブな感情を抑えようとする人もいるかもしれません。

つねに幸せを感じるのは不可能だという現実を認めることで、劇的寛解者は恐怖や悲しみ、不安を表現する必要があるときを受け入れられるようになります。ここでの目標は感情的な自由であり、恐怖や怒りといった不快な感情を感じ、そして解放し、より本物の喜びと愛の瞬間を体験することです。

■喜びを見つけると免疫力が高まる

ここ数年、感謝はポップカルチャーとして定着してきました。今ではあらゆる書店やアプリストア、ショップで、感謝の気持ちを伝える日記や本、商品、さらには感謝のTシャツを扱っています。

ソーシャルメディアでは「#blessed」というハッシュタグが流行っていますが、これは感謝の気持ちを表現することがいかに主流になったかを示しています。治療として感謝の気持ちを育むことは、人生の大きなことにも小さなことにも感謝することを意味します。

たとえば、劇的寛解した人たちは、治療のような大きなものから、道路脇に咲く野花や見知らぬ人の笑顔のような小さなものまで、日常生活のほぼすべてのことに感謝するように努めていると話しています。

ポジティブな感情を高めるために、毎日感謝の気持ちを持つ習慣を身につけた劇的寛解者の一人が、クリスティ・クロムウェルです。

彼女は2013年にグレードの低いグリオーマ(脳腫瘍の一種)と診断されました。腫瘍は脳幹部にあったため、医師からは手術という選択肢はないと言われます。その代わりに放射線治療と化学療法を提案されましたが、効果は保証されておらず、重い副作用の可能性がありました。

当然ながら、これは衝撃的で不穏なニュースでした。クリスティは推奨された治療をおこなわず、別の治療法を模索します。やがて彼女は、自分の置かれた状況の中でおだやかな気持ちになる方法を見つけました。

「手術不可能な脳腫瘍と診断された私は、それを取り除く手術を受けることができなかったので、ただ“それと向き合い”、折り合いをつけることを学ぶ必要がありました。

最初は簡単なことではありませんでしたし、とくに「経過観察」と言われたときはそうでした。私は自分の治癒にかかわりたかったのです。

私の好きな言葉の一つに、“Where the mind goes, the body follows(心が行くところには、身体もついてくる)”という表現があります。そこで私は、自分を幸せにし、人生により多くの喜びをもたらし、内面をポジティブにするような活動を探しました。

笑いヨガの指導者の資格を取り、娘と一緒におもしろい動画を見るようになり、幸せと平和の感覚を呼び起こす画像を作成するために多くの時間を費やすようになりました。そして、感謝する習慣を増やし、毎日、自分が置かれている状況に『ありがとう』と言うことからはじめています。

不安の中でポジティブになるのは簡単なことではありませんが、喜びを見つけることでストレスが軽減され、さらに免疫力が高まるという利点もあります」

医師と抱き合う笑顔の患者
写真=iStock.com/Motortion
※写真はイメージです - 写真=iStock.com/Motortion

■感謝の気持ちが精神と身体を癒やす

クリスティは経過観察の代わりに、劇的寛解の10の要因を生活に取り入れることにしました。現在、彼女はラディカル・リミッションの公認インストラクターとしてマサチューセッツでワークショップを率いて、ほかの患者に恩返しをしています。そして、ありがたいことにこの6年間、病状は安定しています。

しかし、感謝は治癒とどのように関係しているのでしょうか? まず、感謝の気持ちが精神と身体を癒やすという前提は、多くの研究によって裏付けられています。

たとえば、最近の臨床試験では、感謝の気持ちを引き出すために感謝の日記を2週間、毎日書き続けたところ、被験者のポジティブな感情や幸福感、生活満足度が高まり、同時にネガティブな感情や抑うつ症状を減少させることがわかりました(※8)

最もよく研究されている介入方法の一つが、「感謝リスト」です。これは、1日の終わりに感謝したいことを3~5個書き出すものです(※9)。目的を持って感謝の気持ちを毎日表す行動は、身体の健康症状や睡眠の質を改善することが科学的に証明されています(※10)

同様の研究では、感謝の気持ちを持つ傾向のある人は、そうでない人に比べて健康状態がよく、より健康的な活動(運動など)に参加していることが示されています(※11)

■罪悪感や恐怖、恥などの感情は免疫系の効果を妨げる

研究者たちは、幸せと身体の健康との関係を理解するために研究を続けています。その中でも伸びている研究分野が、精神神経免疫学(psychoneuroimmunology=PNI)で、人の思考や感情(サイコ)、脳の活動(ニューロ)、そして免疫システムとの関連に焦点をあてています(※12)

過去50年以上にわたって、この興味深い研究分野では、心と身体が密接に関連し合っていることを実証してきました。

瞑想(めいそう)やマインドフルネス、認知行動療法など、精神神経免疫学に基づいた介入によって、がんやHIV(ヒト免疫不全ウイルス)の炎症マーカー、およびうつ病や不安、そのほかの症状の軽減につながったことがわかりました(※13)

たとえば、小児白血病患者を対象とした最近の研究では、精神神経免疫学の介入(免疫細胞ががん細胞を除去することを想像する練習を子どもたちに指導すること)により、子どもたちの複数の免疫マーカーが増加し、同時に生活の質が改善し、発熱時間が短縮し、投薬の使用量を減らすことが判明(※14)。おまけに、この精神神経免疫学の介入により病院経費も削減されました。

科学者たちは細胞レベルで、ポジティブな感情がどのようにがん細胞を体外に排出するのかを正確に解明しつつあります。期待されているある研究では、がんを患ったマウスに「幸せホルモン」を注射したところ、がん腫瘍が著しく縮小したことが報告されています(※15)

さまざまな治療法によって末期がん患者の寿命を延ばすことで知られるドイツの統合腫瘍医ヘニング・ザウペ博士は、精神神経免疫学の力、とくにポジティブな感情に関する力を理解しています。

「気持ちや感情は、分子レベルで私たちの免疫系と相互につながっています。コインの表と裏のようなもので、切り離すことはできません。精神神経免疫学の介入の研究により、私たちの脳は、私たちが経験するあらゆる感情や感覚と並行して、免疫活性伝達物質を生成していることが明らかになりました。そのため、罪悪感や恐怖、恥などの感情は免疫系の効果を妨げてしまいます。逆に愛や許し、感謝といった感情は私たちの免疫系に力を与え、治癒の機会をサポートします」

■「幸せホルモン」ががん細胞を除去する

もう一つの興味深い研究分野は、オキシトシンです。かつては、幸せとは生まれつきの「陽気な」性格や経済的な余裕、強力な社会的ネットワーク、高等教育へのアクセスといった「いい人生」を送った結果であると信じられてきました。

しかし、最近の研究では、幸福は実際には複数の内的、外的要因の結果であることが判明しています。幸福感を左右する最も重要な生物学的要因の一つは、おそらく最も有名な「幸せホルモン」であるオキシトシンの体内調節です。

近年、ニューヨーク市立大学ハンター校の研究者たちが、最新の研究を再検討したところ、オキシトシンが乳がんと卵巣がんの増殖や転移を遅らせることを発見しました(※16)

さらに、オキシトシンはオートファジー(がん細胞死)を増加させることで、がんを引き起こすコルチゾール(代表的なストレスホルモン)の作用を逆転させることを示す研究もあります(※17)。過剰になると免疫システムに害をおよぼし、がんの回復を妨げるコルチゾールを減少させるためには、オキシトシンの値を上げる必要があります。

うれしいことに、オキシトシンを増やすのは比較的簡単です。オキシトシンはポジティブな感情を抱いたときにはいつでも、自動的かつ瞬時に増加します(※18)。私たちがより社交的で信頼できるようにしてくれ、恐怖や不安、心的外傷後ストレス障害(PTSD)、ストレスを軽減してくれます(※19)

オキシトシンは、じつにさまざまなレベルで癒やしをもたらすホルモンなのです。

オキシトシンの増加をもたらす具体的なものの一つが、笑いです。興味深いことに、笑いは本物である必要はなく、偽物でもかまいません。

笑いが最高の自然薬であることは、科学的に証明され続けています。ノーマン・カズンズは1979年、『笑いと治癒力』を出版し、医学界に衝撃を与えました。この本は、命を脅かす自己免疫疾患を笑いと大量のビタミンCで治療し、寛解に至った自身の体験談を概説したものです。

笑いに関する最近の研究では、患者が1時間のお笑い動画を観るとコルチゾールの値が低下し、がん細胞への攻撃を助けるナチュラルキラー細胞の活動が上昇。痛みへの耐性が高まり、不安やストレスレベルが低下し、血圧が改善することがわかっています(※20)

ケリー・ターナー『がんが自然に治る10の習慣』(プレジデント社)
ケリー・ターナー『がんが自然に治る10の習慣』(プレジデント社)

この研究では、ポジティブな感情の増加ががん細胞を殺すのか、それともがん細胞をもとの健康な細胞に回復させて、本来の寿命で死滅するのかは明らかになっていません。しかし、はっきりしているのは、ポジティブな感情が高まると免疫システムが大幅に強化され、その結果、身体ががん細胞を除去するのを助けることです。

本稿のメッセージは、身体の健康と治癒には喜びが不可欠だということです。つねにストレスにさらされていると、身体は自然には治りません。しかし、運動やビタミンの摂取と同じように、日々幸せを最優先にすることは、治癒の旅に大きな役割を果たすでしょう。たとえ1日5分でも、毎日の喜びは薬と同じくらい重要です。

※1.U.S. Department of Health and Human Services, Centers for Disease Prevention and Control. “Suicide rates rising across the U.S.” Last modified June 7, 2018. 

※2.World Health Organization. “Depression: Key Facts.” Last modified March 22, 2018. 

※3.Zaorsky, N. G., et al. “Suicide among cancer patients.” Nature Communications. 10 (2019): 207. doi: 10.1038/s41467-018-08170-1.

※4.Salimpoor, V. N., et al. “Anatomically Distinct Dopamine Release During Anticipation and Experience of Peak Emotion to Music,” Nature Neuroscience.14, no. 2 (February 2011): 257–62. doi: 10.1038/nn.2726; Burgdorf, J., and J. Pankseep. “The Neurobiology of Positive Emotions,” Neuroscience and Biobehavioral Reviews. 30, no. 2 (2006): 173–87. doi: 10.1016/j.neubiorev.2005.06.001; Benarroch, E. E., “Oxytocin and Vaspressin: Social Neuropeptides with Complex Neuromodulatory Functions,” Neurology. 80, no. 16 (April 16, 2013): 1521–28. doi:10.1212/WNL.0b013e31828cfb15.

※5.Sarkar, D. K., et al. “Regulation of cancer progression by β-endorphin neuron.” Cancer Research. 72, no. 4 (February 15, 2012): 836–40. doi: 10.1158/0008-5472.CAN-11-3292.

※6.Zaninotto, P., et al. “Sustained enjoyment of life and mortality at older ages: analysis of the English Longitudinal Study of Ageing.” BMJ. 355, no. 8086 (2016): i6267. doi: 10.1136/bmj.i6267.

※7.Helliwell, J., et al., eds. World Happiness Report 2019. New York: United Nations Sustainable Development Solutions Network, 2019. Central Intelligence Agency. “Country Comparison: Life Expectancy at Birth (2017).” The World Fact Book.

※8.Cunha, L. F., et al. “Positive Psychology and Gratitude Interventions: A Randomized Clinical Trial.” Frontiers in Psychology. 10 (March 21, 2019): 584. doi:10.3389/fpsyg.2019.00584.

※9.Emmons, R. A., and M. E. McCullough. “Counting blessings versus burdens: An experimental investigation of gratitude and subjective well-being in daily life.” Journal of Personality and Social Psychology. 84, no. 2 (2003): 377-389. doi:10.1037//0022-3514.84.2.377.

※10.Algoe, S. B., et al. “Beyond reciprocity: gratitude and relationships in everyday life.” Emotion. 8, no. 3 (June 2008): 425–429. doi: 10.1037/1528-3542.8.3.425; Emmons, R. A., and M. E. McCullough. See note 11 above; Wood, A. M., et al. “Gratitude influences sleep through the mechanism of pre-sleep cognitions.” Journal of Psychosomatic Research. 66, no. 1 (January 2009): 43–8. doi: 10.1016/j.jpsychores.2008.09.002.

※11.Hill, P. L., et al. “Examining the Pathways between Gratitude and Self-Rated Physical Health across Adulthood.” Personality and Individual Differences. 54, no. 1 (January 2013): 92–96. doi: 10.1016/j.paid.2012.08.011.

※12.Tausk, F., et al. “Psychoneuroimmunology.” Dermatologic Therapy. 21, no. 1 (January–February 2008): 22–31. doi: 10.1111/j.1529-8019.2008.00166.x.

※13.Moraes, L. J., et al. “A systematic review of psychoneuroimmunology-based interventions.” Psychology, Health & Medicine. 23, no. 6 (July 2018): 635–652. doi:10.1080/13548506.2017.1417607.

※14.Chacin-Fernandez, J., et al. “Psychological intervention based on psychoneuroimmunology improves clinical evolution, quality of life, and immunity of children with leukemia: A preliminary study.” Health Psychology Open. 6, no. 1 (April 1, 2019). doi: 10.1177/2055102919838902.

※15.Ben-Shaanan, T. L., et al. “Modulation of Anti-Tumor Immunity by the Brain’s Reward System.” Nature Communications. 9, no. 1 (July 13, 2018): 2723. doi:10.1038/s41467-018-05283-5.

※16.Lerman, B., et al. “Oxytocin and Cancer: An Emerging Link.” World Journal of Clinical Oncology. 9, no. 4 (September 14, 2018): 74–82. doi: 10.5306/wjco.v9.i5.74.

※17.Ibid.

※18.Neumann, I. D. “Oxytocin: the neuropeptide of love reveals some of its secrets.” Cell Metabolism. 5, no. 4 (April 2007): 231–3. doi: 10.1016/j.cmet.2007.03.008.

※19.Misrani A., et al. “Oxytocin system in neuropsychiatric disorders: Old concept, new insights.” Acta Physiologica Sinica. 69, no. 2 (April 25, 2017): 196–206. PMID: 28435979; Neumann, I. D., and D. A. Slattery. “Oxytocin in General Anxiety and Social Fear: A Translational Approach.” Biological Psychiatry. 79, no. 3 (February 1, 2016): 213–221. doi:10.1016/j.biopsych.2015.06.004.

※20.Louie, D., et al. “The Laughter Prescription: A Tool for Lifestyle Medicine.” American Journal of Lifestyle Medicine. 10, no. 4 (June 23, 2016): 262–267. doi:10.1177/1559827614550279.

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ケリー・ターナー(けりー・たーなー)
がん研究者
腫瘍内科学領域の研究者。ハーバード大学で学士号、カリフォルニア大学バークレー校で博士号を取得。過去15 年にわたり10 カ国で研究をおこない、1500以上の劇的寛解の症例を分析してきた。著書『Radical Remission』はニューヨーク・タイムズ紙でベストセラーとなり、現在22 カ国語に翻訳されている。RadicalRemission.com のRadical Remission Project の創設者であり、患者やその愛する人のために、コースやワークショップ、治癒の物語の無料データベースを提供している。また、劇的寛解に関する科学的研究を促進することを使命とする非営利団体、ラディカル・リミッション財団の創設者でもある。

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(がん研究者 ケリー・ターナー)

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